友人のM野さんオススメ、ということで借り受けた1冊。「読みにくいかも〜」と自信なさげでいらっしゃいましたが、いやいや、意外と読みにくいことはありませんでした。短編集、というか、「濁った激流にかかる橋」のかかる街と、この橋をとりまく物語の短編集?と言ったらいいのか、連作短編集、かな?非現実的のようで現実的のような、不思議な世界観に入り込んでいくのに、人によっては時間がかかるのかも知れない。でもなんとなく私は随所に感じるユーモアとアイロニーに、どちらかというと好感を持った。不思議な設定、不思議な世界、でも人のやっていることは不思議でも何でもない、共感できる営み。世界はひょんなことから変わってしまう、環境が変われば人も、文化も、みな変わる…ひとつの激流によって生まれる、様々なできごと…つきつめていくと、自分の存在や生き方が根本的に何によって動かされてきたのか…途方に暮れるような、気が遠くなるような。とにかく、だれだってしあわせになるために生きている、自分の力だけではどうしようもないこともあるけれど。
大好きだった、キヨシロー。
音楽のかっこよさを、メッセージの強さを、私は彼に教えてもらった。
初めてRCサクセションのアルバム、「初期のRCサクセション」を聴いたときの衝撃は、今でも忘れられない。タイトルもすごいし。
ということで
お店でただいま開催中の「昭和歌謡週間」が終わってから、お店が連休に入る前の5月7日〜8日の2日間。忌野清志郎特集を画策中!!
先日の定休日、東京グローブ座で行われた、小島麻由美とコトリンゴの2マンライブに行ってきました。
ライブはほんっとーーに久しぶり。大体、月曜日(うちのお店の定休日)にやるライブなんてあまりないし、忙しくてライブ情報をチェックする間もないし。
今回は連れ合いokayanがたまたま見つけて、発売開始からだいぶ経っていたけど予約してみたらチケットがとれたので、行ってきました。
コトリンゴは一応認識はしているけど、あまり聴きこんではいない私。もちろん小島麻由美目当てです。店を始める前は、小島のライブはほとんどすべて、東京近辺のは行ってたんだけどなー。
最初に登場したのは小島。もちろんギターは大好きな塚本さんだし、ドラムはASA-CHANG、フルートにウッドベースもいつものメンバーで安心&迫力の演奏に支えられ、素晴らしい小島節を見ることができた。うれしい〜。やっぱ姉さん格好いいッす。久しぶりに見たのに、全く上手にならないMCも、むしろほっとする。
そしてコトリンゴ登場。ちょい天然の可愛いキャラクター…しかしそのピアノテクニックはすごい迫力。全体的にいいな〜ってかんじだったけど、歌詞がよく聞き取れなかったもが残念。クラムボンのmitoくんが作った曲は、良かったんだけど、これならクラムボンで良いんじゃないか?という気もしてくる。もっともっとコトリンゴらしさを追求して欲しいな。ちなみに、このコトリンゴのキャラクター…どこかで?と思ったら、お店のアルバイトのぬまっちに、そっくりだった。

写真がもっと好きになる。<菅原一剛/ソフトバンククリエイティブ>
写真はもともと好きだった。
専門学校時代にあった写真の授業で一応の基礎も教えてもらったし、写真好きの友人に色々教えてもらったりもした。
で、その遺産だけでこの十数年、写真を撮ってきた。
いや、プランナーという職業をしていたときは、職業柄、撮影に立ち会ったりカメラマンさんと打ち合わせしたりも多かったので、普通よりは写真に触れる機会の多い人間だったのかも知れない。
わりと器用に写真を撮れる方だし、誉められることも多い。誉められると、もっと写真を撮ることが好きになる。
ずっと写真を撮ることが好きだった。
デジカメ、そしてインターネット、さらにはブログなどとの出会いによって、写真をもっと簡単に楽しめて、しかも発表できるようになった最近は、とても気軽に写真を撮るようになった。
でも、気軽に撮りすぎて、何を撮ったらいいのか分からないような気がしていたのも事実。
この本は、写真の目、ファインダーを通すことによって素敵になったり、記憶に残ったりすることの素晴らしさを思い出させてくれた。
そうそう、いいな、って瞬間を、心を込めて撮る。
それだけで良い写真ってできるモノだよね。
たしかに、写真がもっと好きになったような気がした。
「仕事とは自分を誇示する手段ではなく、自分と他人に対するギフト(贈与)であり、それが結果としてお互いを満たす。これは理想論だろうか?」
作者は言う。
それが単に理想論ではないことを、私は感じている。
私は自分の実力とか才能をひけらかすために料理という仕事をしているのではないし、「おいしい」と言ってもらえるのが私への最大のギフトだから、この仕事をつづけていられるのだと思う。
「贈り物は難しい。押しつけでは意味がないし、足下をみるなんてもってのほかだ。その人が欲しているけれど誰にも明かさずにいる、あるいは本人自身まだ気づいていない何かを、『これ?』といって差し出すことができたら、それは最高のギフトになる。<中略>その時、仕事に対して戻される言葉は「ありがとう」になる。」
「仕事には大きく二つあると思う。『ありがとう』と言われる仕事と、そうでない仕事だ。」
「仕事にないして、『素晴らしい』でも『面白い』でもなく『ありがとう』という言葉が返ってくるとき、そこには何が込められているのか。その先を大切にしたい。」
今の仕事をしていなかったら、これらの作者の言葉が、ここまでよく理解できたかどうか。まったく、私は今の仕事で、知らないうちに、たくさんのギフトを受け取っていたのだ。
単純な喜びや感動やお金以外に、色んな「気づき」を、私はこの仕事で得ることができた。
お客様からの「いつもおいしいごはんをありがとう」、という言葉、ギフトをいただいて、私はまた明日もごはんをつくるのだ。
ズシッとしっかりした本を読んだ後は、サラッと読める読みやすい本を読む傾向にある私。
軽く読めて面白い、軽すぎない…という意味で、伊坂幸太郎はオススメです。
好きな作家さん、と考えたときに、私の場合、頭に浮かんでこないんだけど、でも読むと面白いよな、という感じ。
死神の精度 / 伊坂幸太郎 (文春文庫)

主人公、死神の仕事は、自分が担当した人物が死を迎えても良いか判断すること。ほとんどの場合、「可」と判断するのだけれど…。クールな死神、という設定だけれど、時にキュート、無知故にユーモラス。
人間ではないものの視点から見ると、人間の可愛さや愚かさ、不思議さ何かがよく見える…推理小説のような、どこか青春小説のような。読みやすい小説でした。
連れ合いokayanが最近ナガオカケンメイ熱に冒されていて、買った本(絵本)。シンプルなイラストと小さな言葉で、結婚について語られている。
…この結婚の形は私の結婚の形とは全く違うし、持っている悩みも全く違う…でも、いつかこんな悩みを持ったりすることがあるとしたら、ふと頭の隅に思い出すと良いかもしれない…そんなお話。小さな偶然や奇跡と、大きな努力で、結婚って継続されるものなのでしょう。
刺繍 / マルジャン・サトラピ

映画「ペルセポリス」を見て大変感銘を受け、原作本と同じ作者の書いた(描いた?)この本を、やっぱり連れ合いokayanが購入したのを借りて読む。
まずはマルジャンのイラストが好きだ。しかしこの「刺繍」は「ペルセポリス」と違って、女たちの井戸端会議?お茶のみ話、中でも「恋愛と結婚」に関する話に集約されていて…というか、むしろイラン女性のセックス感に関する話が多く…要するにかなり下世話な内容が多い。けれどイラン女性とか社会の価値観がストレートに表現されていて、とても興味深く面白く読んだ。最近中東に関するニュースも多い中、何の縁なのか偶然か、最近私の周りで中東をキーワードにすることにつながる機会が多いなあ。
池澤夏樹は、いつも私に新しい世界を見せてくれる。
物語という世界を超えて、現実世界にある様々な活動や問題や思想なんかまで、私に教えてくれる。
自分の無知を恥じつつ、ここで知ることのできた喜びを味わう。
ここで得た知識や感情、考え方をどう進めていくかは、いつも自分次第なのだ。
池澤夏樹からのメッセージは、いつも痛いほどよく分かる。自分なりに。
「光の指で触れよ」は、前作「すばらしい新世界」の続編だ。
けれど、続編と思って読むと、たぶん、混乱する。同じ登場人物を通して語られる、違うテーマの物語なのだ。
WEBでの評判を見てみると、かなり賛否両論、評価の分かれるこの作品。私には、すばらしい作品だった。「すばらしい新世界」もすごく好きだけど、「光の指で触れよ」が内包するテーマは、たぶん、今の私の生きていく上で考えているテーマに、すごく近かったのだ。
年とともに分かってくることってある。
その人の背負って来た人生とか、価値観とか、そういうバックードまでが、多くを語らなくとも感じ取れるようになってくる、それが年をとるということなのかな?
周りの人たちから「いいよ〜」とは聞いていたものの、なかなか暇がなく、やっと手に取ったこの作品。連れ合いとお家のお気に入りのソファで見る…青春ものかな?なんて油断してたら。
号泣ですよ!
時代背景の設定からして、もう切実さが漂っている。街全体が育てて、大切にして来た何かが終わろうとしている時代。新しいものを作り出そうとしている一方、それを受け入れることに抵抗がある大人たちと、新しい世界へ踏み込もうとする若い世代。
人には多かれ少なかれ、積み重ねて来た何かがあって、それを変えたり捨てたりする時には、ものすごいパワーが必要になる。その姿は、全然スマートではなくて、むしろかっこ悪くて、でもそのかっこ悪さが美しいと思う。かっこ悪さを美しいと思える、それが年を重なるということなんじゃないかと思う。
「リトル・ダンサー」と「がんばっていきまっしょい」、そして「スウィングガールズ」を一緒にしたような、最初から最後まで飽くことなく見続けられる映画でした。
連れ合いが近所の素敵な古本屋、上々堂で見つけて買って来てくれた本。
日本の最高峰のフレンチ、コート・ドールのオーナーシェフ、斉須政雄さんの仕事論が書き留められた「調理場という戦場」。
なんとも勇ましいタイトルなのだけど、穏やかな語り口ながら、やっている内容はまさに戦場並みの切実さ。
料理人の端くれとして、またレストランオーナーとして、興味本位で読み始めたけれど…私は確信した。「私がやってることは間違ってない」ってことを。
最高峰のフレンチレストランだろうが、三鷹の小さな家庭料理のレストランだろうが、本気であれば、やっている気持ちは同じなのだと、私は思った。私はこの考え方で、生きていくのだと自信を持った。
この気持ちは、同じ仕事をやったものじゃないと、本当の意味で共感できないだろうと思う。違う仕事に置き換えて、感心したり共感したりすることは多いだろうけれど、同じ飲食店のオーナーシェフをしている、スタッフ総勢10名程度のお店を率いている、そういう仕事と生活の中での実感がある…何となくではなく、言っていることがまざまざと私の中で「分かる」。
読まず嫌いの作家という作家さんが何人かいて、五木寛之はその中の一人だった。
なんとなく、かっこつけている感じがしたと言うか。
なんとなく、もっともらしいことを言ってる感じがすると言うか。
けれどあるとき、とある本屋の旅の本コーナーにあった「青年は荒野をめざす」を目にしたとき、自然に手に取った。手に取った後で、その本が五木寛之のものだと知った。
こういうきっかけがないと、ずっと読まなそうだな。
そう思って試しに買ってみることにした。
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ジャズを志す青年が、恵まれた自分の生活環境を捨てて旅に出る…シベリアをわたってヨーロッパへ。本当のジャズとは?自分の求める音楽とは?生き方とは?
青臭い悩みは、誰だって少しぐらいは考えたことのある悩みなんじゃないだろうか。読み始めて、「面白い」。そう思った。しあわせで、悩みがないことが悩みだ。苦労知らずなのが、悩みだ。よくわかる。若いときに考えがちな悩み。
けれど、読み進むうちに、妙に主人公がたいした苦労もせず、次々と女性にモテたり、職を手にしたり、成功への切符を手にしたりしているような気がして来た。…こんなの挫折の「ざ」の字にもならないよな。ずいぶん簡単にうまくいっちゃうんだな…あまのじゃくかもしれないが、人生そんなに甘っちょろくないよ! …などと年寄りのひがみ?のようなことを思ってしまう。
全体としては面白かった…けど、読むなら高校生ぐらいのときに読みたかったな。
しっかりしたテーマを持っていた…思わず泣いてしまった、映画「ヘアスプレー」。

連れ合いが先週、ギンレイホールに財布を落とし…しかし無事届けられているということで、とりにいくことになった。どうせ取りにいくなら、映画も見ましょう…ということで、見ることになった「ヘアスプレー」。
先週予告編を見て、なかなか楽しそうな映画だと思っていたし、ビックサイズのママがジョン・トラボルタの女装というところもなかなか楽しそうだ…。おデブだけど明るく前向きな女の子のシンデレラストーリー…だと思っていた。
いや、そうなんだけど。
それだけじゃないところが、この映画に深みを与えている。
おデブだから…黒人だから…と差別的な扱いを受ける中、そんなことをものともせず、しっかりと自分に誇りを持って行動する。そう、自分に誇りを持つ。常にそうありたくても、意外とできないこと。差別的に扱人たちを哀れみ、笑い飛ばす元気がある。
素晴しい音楽と、素敵な役者さんに、思わず踊りたくなる、歌いたくなる。
見てよかったな、素直にそう思える映画でした。
見ていておデブの主人公の女の子がどんどんかわいく思えてくる…だからって私がダイエットしないというわけではないのですが!おデブもかわいいです。はい。
定休日、やりたいこととやるべきことが盛りだくさん。
朝、早めに目が覚めたので、お店のお客様にいただいた
夏みかんでマーマレードを作る。
マーマレードは私の最も好きなコンフィチュールと言っても良い。
ちょこちょこと休日に、家で映画のDVDなんかを見たりしているのだけど、この定休日は久々に外へ、連れ合いokayanと映画館で映画を見に行くことにした。
外に出ると決まると、外で済ませておきたい用事をすべて済ませようと、ばたばたと慌ただしい一日となる。
午前中のうちに洗濯など細々とした家事を終わらせ、食事も家でおとなしくポトフとパンなどをいただき、美容院に予約の電話を入れて15:00には三鷹駅前のいつもの美容院に。美容院まで一緒に行く仲良し夫婦(笑)。
17:00にはすっきりとした髪型になり、自転車で吉祥寺方面へ。いつも仲良くしていただいている素敵な家具屋さんtransistaでちょっと物色しつつ、お店経営の難しさなども語り合いつつ、楽しい夕方を過ごす。
そしてそして、本日のメインイベントは吉祥寺バウスシアターで、2本立て続けに映画を見る!というもの。バウスシアター前のモスバーガーで腹ごしらえして、いざ出陣。
一本目はペルセポリス。
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1970年〜90年代の混迷するイランで、少女から大人へと成長していく、ちょっと生意気でお茶目でロックな女の子、そしてその素敵な家族たち…などを描いた、アニメーション。
これが、ものすごく良かった!!
絵柄も素敵なのだが、話が、人物が、魅力的なのだ。
革命、弾圧、戦争…重く辛い現実がありながらも、人々には生活がある。抑圧されながらも、楽しみや喜びを見つける。無邪気な子供たちも、勇敢な大人もいれば、回し蹴りを食らわせてやりたいような人間もいるのが現実。小さな女の子の手の目から、様々な現実をつきつけられる。
一つの小さな家族の物語が、このイランという国の現実を、遠い国の物語ではなく、身近に、切実に感じさせてくれる。
見てよかった。本当に良かった。ぜひ、もっと多くの人に見てほしい(なんであんな小さな映画館でやってるんだろう?もっと多くの人に見てもらう価値のある映画ですよ、これは)。
そして、主人公マルジが疑問を持ったり、悩んだり、壁にぶち当たったり、調子に乗りすぎたりしているときに放たれる、マルジのおばあちゃんの言葉が、ひとつひとつ素晴しい!
「いつも毅然と公明正大でいるんだよ」
「恐れが人に良心を失わせる。恐れが人を卑怯にもする」
「大きくなったね。もうすぐ神様のタマタマに手が届くよ」←(笑)
名言の数々、肝に銘じました!
もう1本はジャーマン+雨。
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不細工でわがままでひとりぼっち、歌手になりたいよし子の物語。
歌手になりたいよし子は自分で歌も作る。縦笛で。歌のテーマはたいてい、トラウマ。近所の子供たちや友人のトラウマを取材しては歌にする…そんなよし子は、自分のトラウマとは全く向き合えていないのだ。
なんとな〜く、ギリギリの面白いセンスでまとめられているんだけど、変に小技使ったり、ひねくれた表現したりしないで、もっと素直に表現した方がいいのに…その方が人は救われるのに…と、感じてしまった。
痛いほど現実的なところからくる「伝えたい何か」がびりびり伝わってくる「ペルセポリス」を見た後だったから、なんだか「こんな感じでおもしろ格好わるくてギリギリのセンスの映画作ってみました」みたいに見えてしまった。才能をひけらかすために作られた映画? 大切な誰かに伝えたい何か、ってのがあまり伝わってこなくて、途中から疲れてしまった。
唯一、よし子が歌うシーンだけは、大変面白かった。あと、最後のシーンの「見てろ!!」かな。
どっぷり映画に使った休日。
家に帰ってサケロックのライブDVD「HYSTERIC」を見る(だって「ジャーマン…」を見終わったときの疲れた気分を引きずりたくなかったから)。いや、かっこいいな〜サケロック。
というわけで一日お休みを満喫いたしました。
今年に入ってからの読書、今年もなかなか快調なすべり出し。
というのは、読むペースというより、中身が、結構はずれなし。
今年はあまり本を読まなかったな〜、と思いつつ、見直してみると52冊の本を読んでいた2007年。
12月は1冊ぐらいしか読んでいないので、読まなかった印象になっていたけれど、実は前半に結構読んでいたのだった。
先日山口に帰省した際、連れ合いokayanのいとこ、ゆまちゃん(若干23歳)が、私の読書レビュー(小星文庫)を参考に本を読んだりしている、と言っていたので、調子に乗って全読書リストを見直して、ランキングをつくってみました。
一番重視するのは「心に残るかどうか」。
読みやすくてどんどん読めて、それなりに面白くても明日には忘れてしまいそうなものは評価が低くなっています。
逆に馬鹿馬鹿しくても、なにか共感できたり、目新しかったり、人に読ませたい!と思える本は評価が高くなっています。
ざっと見ると、どうも2007年は「何かを信じて生きる」「偶然や宿命を受け入れて生きる」ということの、素晴らしさや難しさについて描かれている本が上位に来ていますね。
1 ジョン・アーヴィング オウエンのために祈りを

運命とは? 宿命とは? 自分が生まれてきた意味を、生きることを、真摯に考えさせられる。
哀しいようで、滑稽なようで、しかしやっぱり鳥肌が立つほど感動的な、オウエンの人生を見せつけられる。
ジョン・アーヴィングは天才だ〜!
2 宇土巻子 心ふるわせ種まきて

したいけれど、こういう生き方はなかなかできない。きれい事や理想だけでは運営できない農場の実際的な生活。
「私の場所は、厳格なまなざしを私に向ける。私の怠惰を戒め、私の勤勉を過不足なく評価する」
どんな仕事も同じことなのだな、と思う。
3 池澤夏樹 きみのためのバラ
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今、もっとも好きな作家、池澤夏樹さんの短編集。
世界のあらゆるところで起こる、小さな出会いと小さなことがら。
どんな何気ないことも、見方次第で、心震わせるシーンになる。
4 目取真俊 魂込め

建前でもなく、外面でもない、沖縄の心。おとぎ話ではない、不思議な話が生きている。
沖縄はこういう場所なのだろうと思う。
5 庄司康治 氷の回廊 ヒマラヤの星降る村の物語

素朴でありながら壮大な、自然に、そして人に感動する。いずれ行ってみたい場所のひとつになった。
本を貸してくれたyama_takaさんは、今、この地ラダックに滞在中。
6 池澤夏樹 風がページを… 池澤夏樹の読書日記
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ずいぶん昔の書評集を、買ったまま読み忘れていたもの。あのころ注目されていたもの、こと、作家。
今も読みたいと思わせる本が満載。2007年はこの書評集で知った本をずいぶん読んだ。
2位の「心ふるわせ種まきて」も4位の「魂込め」もこの本で知った。
7 沖守弘 マザー・テレサ あふれる愛
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最近、「救い」「救う」ということについて、よく考えさせられる。
肩肘張らず、読みやすい。マザー・テレサの美化されていない美しい生き方を知ることができる本。
マザーテレサが、おちゃめなひとで、とてもうれしい。
8 田辺聖子 言い寄る

なぜこの本が絶版だったのか?! 続編である「私的生活」と「苺をつぶしながら」は
とうの昔に読んでいて、田辺さんの作品の中でも特に好きなものだったけれど、
この「言い寄る」を読むと、この作品がとにかくすべての原点なのだとよく分かる。
女心の面白さ、素直さ、複雑さ。書き尽くされている素晴らしい作品。
9 森友治 ダカフェ日記

単純に、良い家族だ!
まったく子供など欲しくないと思っていた私も、こういう画を見せられると、
子供を育てるっていうのも良いものだな、と思わずにいられない。
いや、当分つくる予定はありませんが。
10 いしいしんじ ぶらんこ乗り

いしいしんじさんの世界観は、じわりじわりと、私の中に浸食してくる。
あどけなく、恐ろしいことまで表現してしまうので、目をそらせない。
そして救いがある。それが一番いしいしんじさんを好きな理由。
午前中に起きて、またもや洗濯物を2回転。シーツやらなにやら大きいものを洗い、衣替えもすませる。
昼ご飯には野菜たっぷりのスープカレーを作る。アスパラ、トマト、ほうれん草、新じゃがいも、お店で余って持ち帰ったキャベツの千切りまで投入。野菜不足解消という感じ。
近くのJマートでスミレの鉢植え(何種類か花かごに入っている)と、ブルーベリーの苗(もう花は落ちているけど)を買って、実家へ。母の日のお花をお届け。ブルーベリーは、ものすごく手入れが簡単で実も付きやすいと、先日読んだ本(心ふるわせ種まきて/宇土巻子)に書いてあったので、園芸好きの母にはもってこい。健康にも良いし。
実家では、なぜか逆に熊本の叔母さんお手製パウンドケーキとお茶などごちそうになってしまう。しかも田舎(熊本)から送られてきた高菜漬けやら大豆の煮たのやら戦利品を手に、お家へ帰る。
あとは、ノンストップ、お店のお仕事。山のような原稿作業とDTPに明け暮れる。
肩こりは良くならない。慢性的に肩こりはするけれど、右肩の中に「こりボール」のようなしこりがあって、それがきりきり痛み続ける。腱鞘炎とか、病気なのかも?とちょっと不安になる。明日は必ず整形外科に行くべし。
夕飯は実家でもらった高菜ともやしを炒めたものをのっけたアベックラーメン(これも熊本の乾麺のインスタント棒ラーメン、美味い)。
夜中に飲みながらクラッカーにチーズと自家製ジャムをのせたものをつまみに、飲みつつ「サマータイムマシンブルース」を見る。上野樹里ちゃんが出ているので見たかった映画。と思ったら、瑛太くんも出てたのね(こっちがメインか)。
曽我淳 役の永野宗典くんがいい。他の配役もそれぞれ魅力的。
はじめ、ストーリーがぶつ切れで訳が分からないのだけれど、よく見ていると次々と張られた伏線が解明されてきて、それがとてつもなく面白い。小ネタも面白い。個人的には「言いたいだけだろ、それ」ってネタが好き。私もよく相方okayanに言っているからである。このおもしろさは、見てもらわないと伝わるまい。
「ヨーロッパ企画」の上田誠、脚本。この劇団と作家さんは要チェックだな〜、と思ったら、さっそく逃してる!!今やってるじゃん、公演。ああー、見てみたかった。さらにドラマ?もいいキャスティングでやってんな〜。ああ、しまった〜。
連休をとるとすぐ、お店のお客様に「今度はどこ行くの?」と聞かれるのだけれど、今回の連休はお店の3周年に向けて仕事が山積み。どこにも出かけられない連休なのだ。
とはいっても、ゴールデンウィークにお店を営業したところ、前半に忙しい日が集中、後半は疲れがとれないままにズルズルと営業し、先週まで全く疲れがとれなかった。もともと肩こりしやすいたちだけど、肩の異常な痛みに悩まされる。
ということで、連休初日はゆっくりと過ごす。
昼ごろ起きて、いつものラーメン屋「すがはら」でごはんを食べ、帰ってきてから家事を少しやって、昼寝をする。疲れはとれたけど、異常な肩こりがとれない。
しかし山積みの仕事をぽつぽつとこなす。
夜遅くから、簡単なおつまみ(新じゃがいものオリーブオイル炒め、マイスタームラカミのウインナー、キャベツと蒸し鶏のサラダなど)を作って、ビールを飲みながら、ヒデキに録っておいてもらった「セクシーボイス アンド ロボ」を見る。
松山ケンイチくんがいい。なんか面白いやつだな〜。たたずまいが素敵だ。いろんな役ができそうだし。このドラマでは藤井隆みたいなノリになってるけど、どうなんだろ?
彼が主演の映画「神童」も見てみたい。さそうあきらが原作の漫画がすごくよかったので。そういえば「セクシーボイス アンド ロボ」も原作の黒田硫黄の漫画が良かったので、ドラマを見てみようと思ったのだ。黒田硫黄といえば、「茄子 アンダルシアの夏」の原作も映画も良かった。
「つづけて「かもめ食堂」を見る。これも原作を読んで、気になっていたので。
原作は冒頭部分の食に対する思いとかがすごく共感できて、私がお店をやるときの心持ちと共通する部分も多くてよかったんだけど、最後の終わり方が唐突な、終わりを急いでいるような印象がした。映画はどうなんだろう?キャスティングは素晴らしいので、期待する部分が大きかった。
でも、期待が大きすぎたのか、まあ、普通だった。空気感とかおしゃれさとかが良いのはもちろんなんだけど、お店をやっているものとして「あんなに優雅にやってて、そんなに都合良くお店が回るものなんだろうか?」とちょっと思ってしまう。自分が大切にしている、本当に美味しいと思うものを、丁寧に出す。その思いは、かもめ食堂」も、うちのお店も同じ。でもお客様がたくさん入ってくるようになるまでが唐突だし(まあ、きっかけはシナモンロールか…)、お客様が増え始めたとき、あんな風にやってたらとても回らないだろう、とか、コーヒーの出すタイミングがやけに早いところとか、いろいろ気になって仕方がない、ってのは職業病か…。
朝10:00過ぎから夜中1:00ごろまで、お店にずっといる生活。
それでもお店の新聞「毎月新聞 ごはん」で「本のソムリエ」という本の紹介コーナーをやっているので、「いったいいつ本を読んでいるの?」と聞かれることが時々ある。
答えは、隙あればいつでも、です。
朝、お風呂で半身浴(10分ぐらい)の間に読む、お店でお昼を食べながら(20〜30分ぐらい)読む。家に帰って寝る前に寝床で、眠くなるまで読む。出かけるときは必ず文庫本を携帯する。こんな感じで結構読めるものなのだ。
読んだ順に次々と、お店の書評サイト「小星文庫」に感想を記そうと思いつつ、家の書斎の机に積み上げられた本多数。読んだらすぐに書かないとダメだよなあ、と思いつつ本が増えていく。
ちなみに今年に入ってから読んだ本。
「重力ピエロ」 伊坂幸太郎
「結婚失格」 枡野浩一
「ぐるぐるまわるすべり台」 中村航
「オウエンのために祈りを」 J・アーヴィング
「グミ・チョコレート・パイン」 大槻ケンヂ
「ワーホリ任侠伝」 ヴァシィ章絵
「ほぼ日刊イトイ新聞の本」 糸井重里
「オウエンのために祈りを」は、早くも今年のNo.1候補とも言える、素晴らしい本。信仰(もしくは、何かを信じるってこと)について、感じ入るところの多い物語。アーヴィング節のユーモアも随所に感じられて、ここまで書ききる作家ってなかなかいないと思う。
今年読んだ本は皆それぞれ面白く(中村航とヴァシィ章枝のはちょっと軽めだけれど)、好調な読書生活の滑り出し。
で、今は池澤夏樹の書評本「風がページを…」(ちょっと昔のだけど面白い! もうすぐ読了)と、山崎ナオコーラ「人のセックスを笑うな」あたりを読んでおります。
タイトル曲「伊勢佐木町ブルース」を、渚ようこが歌っている。
もうそれだけで一見の価値ありなのだけど、もともとドキュメントというものが好きなので、ドキュメント映画であるこの「ヨコハマメリー」を見に行くことにした。同時上映も「嫌われ松子の一生」と、興味深かった。年間パスポート会員になっている飯田橋ギンレイホールで上映されたのだけれど、この同時上映の組み合わせは絶妙だった。
よくあの物語をここまで受け入れやすく、エンターテイメント作品に仕上げたモノだと感心してしまう。
とりあえず、不思議と心に残るいい映画でした。それが全体の印象。
この邦題でだいぶ損しているような気がする。もっといい題名はつかないものなのでしょうか(原題をカタカナにするよりはましかもしれないけど)。
それからスローなカントリー音楽?は眠気を誘う(圭子ちゃんは途中居眠りしていたが…)。
それでも美しい風景、強い女たちに情けない男たち、美化されていないストーリーが、この映画を心に残るいい映画にしていると思った。
うちのお店のなかで運営しているサイト「小星文庫」に、いくつか読書記録をアップしました。
「アルゼンチンババア」 奈良美智/よしもとばなな
「砂浜」 佐藤雅彦
「クリスマスの思い出」 トルーマン・カポーティ
「あるクリスマス」 トルーマン・カポーティ
「おじいさんの思い出」 トルーマン・カポーティ
「だりや荘」 井上荒野
「日々ごはん 1〜3」 高山なおみ
読んだらすぐにアップしようと思っているのですが、なかなか追いつきません。しかも昨年読んだものも一緒にアップしようなんて考えているのですが、もちろんままなりません。
自転車レポートも溜め込んでいるし、ああ、やりたいこと山積みです。
竹中直人、監督/脚本/主演。
原田知世、主演。
と聞けば、見に行かない訳には行きません。
それに映画のタイトルにもなっている「サヨナラCOLOR」。
もともとは、この映画の主題歌になった曲のタイトルである。
映画のストーリーを決める中、竹中直人はそのストーリーからSUPER BUTTER DOGのスローバラード「サヨナラCOLOR」を想起し、映画のタイトルもその曲名からつけられた。さらにはハナレグミ(言わずと知れたSUPER BUTTER DOGのヴォーカル永積タカシのソロユニット)と忌野清志郎が、この映画のために、この曲をレコーディングしなおした。
ラジオから流れてくるこの曲を初めて聴いたとき、作業していた手を止めて聴き入りました。
曲にも、歌詞にも、しびれました。
この映画が飯田橋ギンレイホールで上映されると知っては、黙っておれません。見に行きました。
角田光代の小説「空中庭園」が映画化。
原作は、読んでいるときは先が気になって、どんどん読めてしまうし面白いんだけれど、読後感が悪くて好きな作品とは言い難かった。
だけど、小泉今日子主演、旦那が板尾さん、娘に鈴木杏ちゃん。愛人役にソニンちゃん。もう一人の強烈な愛人は永作博美だし、キョンキョンの兄が國村隼さん。しかもおばあちゃんが大楠道代さん。
配役がツボに来て、しかもギンレイホールで「さよならCOLOR」と二本立てとくれば、そりゃあ見に行きますよ。
三鷹という土地柄なのか、うちのお店には大学の先生やグラフィックデザイナー、イラストレーターに作家さん、なんて文化的なお客様がお見えになることが多い。
実は作家さんは何人かいらしたことがある。これも土地柄なのかもしれない。
そんなうちのお店にいらっしゃる作家さんのうち、「常連さん」と言えるのはただ一人。
オーガさん。
飯田橋ギンレイホールにて、「8月のクリスマス」と2本だてというので、いそいそと見に行った。ここ最近見た映画の中でかなり心に響いた「ジョゼと虎と魚たち」の監督&脚本家のコンビのオリジナルストーリーとあらば見に行かないわけには行きますまい。
しかもオダギリジョーに柴崎コウ。役者もかなりいい。この配役以外あり得ないと思わせるはまり役。
期待通り、期待以上にいい映画だった。
愛する人が少しずつ死んでいくのを、
為す術もなく見届ける苦しみ。
理性や常識ではコントロールできない、人の気持ち。
根本的な存在なのに脆く、つたない、やるせない親子の関係。
人の生き死にも、恋する気持ちも、人の心も、何一つ人間の思い通り動かすことなどできない。そのことがとても切なく、嬉しく、寂しく、また不思議と頼もしい。
人は何者の前にも、実は無力であることを、この映画はやさしく描き出してくれる。
今年こそは読んだ本は片端から「小星文庫」に書いて行こうと思っていたのに、ふと気づくと1月も終わろうとしている。やばい!もうたまってるよ!
というわけで、今年になって読んだ本3冊と、その他数冊。読書レヴュー(というほどのものでもありませんが)を、うちのお店でやっている本のサイト「小星文庫」にアップしました。
今回は
山田詠美 「風味絶佳」
山口瞳 「江分利満氏の優雅な生活」
近藤紘一 「妻と娘の国へ行った特派員」
檀一雄 「漂蕩(ひょうとう)の自由」
村上春樹他「東京するめクラブ 地球のはぐれ方」
の5冊をとりあえずアップ。
お暇があればご覧くださいね。
26日の定休日、吉祥寺バウスシアターへ、相方okayanと映画を見に行った。
マーティン・スコセッシ監督が撮った、ボブ・ディランのドキュメント映画「ノー・ディレクション・ホーム」である。
最近は仕事が忙しく、映画や音楽情報はおろか、最新のニュースにも疎いワタクシ(長州小力を知らないので、店でだめ出しをされた)。相方おかやんが「見に行こう」と言わなければ気づきもしなかったかも知れない映画。途中10分の休憩を挟みながら3時間半。いや、ディランの音楽に酔いしれつつ、その言葉と空気に浸る時間、心地よかった。
お店に本を並べたり、お店の新聞「毎月新聞ごはん」やサイト「小星文庫」で「本のソムリエ」なるコーナーをしているせいで、お店のお客様には私が本好きであることは知られている。
でも、実は高校生の時漫画研究部の部長までつとめた漫画好きであることは、あまり知られていない。
まあ、最近は時間もないし、読みたい本もたまっているので、ずいぶん長いこと漫画から遠ざかってはいた。
しかしやっぱり漫画は今も好きなのである。
以前はこのページ内にあった書評(というか感想文)コーナーがお店のサイト内に移動してから、なかなか更新していませんでしたが、最近はがんばって更新しております。
最近読んだ本は、以下の通り。
(最高は★5つ)
「対岸の彼女」 角田光代 ★★★★
「ロッカーズ」 川島 誠 ★★
「いのちの食卓」 辰巳芳子 ★★★★
「世にも美しい数学入門」 小川洋子/藤原正彦 ★★★★
「空中庭園」 角田光代 ★★
「東京奇譚集」 村上春樹 ★★★★★
「停電の夜に」 J・ラヒリ ★★★★
そして現在読み途中(平行読み)
「東京タワー」 リリーフランキー
「卵一個分のお祝い。」 川上弘美
「半島を出よ」 村上龍
Little creatures(リトル・クリーチャーズ)のライブに行ってきました。
・・・と言っても、なかなか分かってもらえないこのバンドは、高校生の頃からもう15年も好きで、このたびデビュー15周年記念ツアー(だからデビューしたときから好きなんだって)ということで、わざわざライブにあわせてお店の臨時休業を設定し、渋谷のパルコ劇場でのライブに行ったわけです。
いやもう、よかったですよ。いつもながら。
思えばお店を始めるまでは、東京で行われるライブほぼ全てに通い尽くしました、14年間。しかしお店を始めてからはライブをいくつか逃し、悔しい思いをしてきました。そこで、今回久しぶりにライブに強攻的に出陣したのです。
一時期に比べだいぶアコースティックな音色に戻ってきて、うれしい。15年前にはセンスがありすぎて何だか浮いていたリトル・クリーチャーズに、世の中が追いついてきたようで、大物アーティストにも重宝されたり、知る人ぞ知るアーティストに成長しました。
ずっと一貫して「かっこつけ」ではなく、売れ線でもなく、でもかっこいい音楽をマイペースに作り続けている彼らが、これからもずっと好きであろうと確信したライブでした。
定休日、とはいっても忙しいのですが、必ずどこかで時間を割いて読書だけは欠かさずしています。1時間、いや、30分でもいいから、本を読まないと欲求不満になるのです。活字〜、活字を私にくれ〜、ってなかんじ。
で、少しずつですが、読んだ本のレビューをお店のページの関連サイトとして作ったサイト、「小星文庫」にアップしています。このサイトでは、レビューを書いた人・作家・ジャンル・テーマなど様々な切り口から、読みたい本が検索できるようになっております。さらに、アマゾンとのリンクでそのまま本を購入できます。
読んだ本の量に比べて、レビューの量はまだまだこれからですが、自分の本日記として、そしてこれから本を読む人のちょっとした道しるべとして、役立つサイトになっていけばと思っております。いわば「本のソムリエ」的サイトです。
地道にアップする予定なので、そちらの方もどうぞよろしく。
欲しい本があると、自然に手が出てしまう。
読んでいない本が家にたまっていようと、仕事で忙しく当分読む暇がなかろうと、おかまいなしである。
とにかく「読みたい!」と思った瞬間に手に入れておかないといやなのである。
なぜなら、
1.気分によって読みたい本は変わってくる。読みたいときに読みたいタイプの本が常に手元にあって欲しいから。
2.「あとで買おう」と買わないで、いつのまにか忘れていて読み逃すのがいやだから。
そんなわけで、家にまだ読んでいない本が山積みとなっている。
一途である、というのは、
なぜかそれだけで見ているモノの心を
揺さぶるところがありますね。
「チルソク」とは、韓国語で「七夕」の意味。
織姫と彦星のように、年に一度しか会えない二人の、
一途な恋の物語。
最近、こういう分かりやすい一途な物語に、
単純にやられてしまいます。
泣いてしまいました。
本を大量に買いだめしがちです。