2008年2月15日

今年に入っての読書記録。
[ ミヤザキの日々暮らし。, 見た・聴いた・読んだ ]

今年に入ってからの読書、今年もなかなか快調なすべり出し。
というのは、読むペースというより、中身が、結構はずれなし。

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2008年2月26日

映画を見る休日。
[ ミヤザキの日々暮らし。, 見た・聴いた・読んだ ]

ちょこちょこと休日に、家で映画のDVDなんかを見たりしているのだけど、この定休日は久々に外へ、連れ合いokayanと映画館で映画を見に行くことにした。
外に出ると決まると、外で済ませておきたい用事をすべて済ませようと、ばたばたと慌ただしい一日となる。

午前中のうちに洗濯など細々とした家事を終わらせ、食事も家でおとなしくポトフとパンなどをいただき、美容院に予約の電話を入れて15:00には三鷹駅前のいつもの美容院に。美容院まで一緒に行く仲良し夫婦(笑)。
17:00にはすっきりとした髪型になり、自転車で吉祥寺方面へ。いつも仲良くしていただいている素敵な家具屋さんtransistaでちょっと物色しつつ、お店経営の難しさなども語り合いつつ、楽しい夕方を過ごす。

そしてそして、本日のメインイベントは吉祥寺バウスシアターで、2本立て続けに映画を見る!というもの。バウスシアター前のモスバーガーで腹ごしらえして、いざ出陣。

一本目はペルセポリス
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1970年〜90年代の混迷するイランで、少女から大人へと成長していく、ちょっと生意気でお茶目でロックな女の子、そしてその素敵な家族たち…などを描いた、アニメーション。
これが、ものすごく良かった!!
絵柄も素敵なのだが、話が、人物が、魅力的なのだ。
革命、弾圧、戦争…重く辛い現実がありながらも、人々には生活がある。抑圧されながらも、楽しみや喜びを見つける。無邪気な子供たちも、勇敢な大人もいれば、回し蹴りを食らわせてやりたいような人間もいるのが現実。小さな女の子の手の目から、様々な現実をつきつけられる。
一つの小さな家族の物語が、このイランという国の現実を、遠い国の物語ではなく、身近に、切実に感じさせてくれる。
見てよかった。本当に良かった。ぜひ、もっと多くの人に見てほしい(なんであんな小さな映画館でやってるんだろう?もっと多くの人に見てもらう価値のある映画ですよ、これは)。

そして、主人公マルジが疑問を持ったり、悩んだり、壁にぶち当たったり、調子に乗りすぎたりしているときに放たれる、マルジのおばあちゃんの言葉が、ひとつひとつ素晴しい!
「いつも毅然と公明正大でいるんだよ」
「恐れが人に良心を失わせる。恐れが人を卑怯にもする」
「大きくなったね。もうすぐ神様のタマタマに手が届くよ」←(笑)
名言の数々、肝に銘じました!

もう1本はジャーマン+雨
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不細工でわがままでひとりぼっち、歌手になりたいよし子の物語。
歌手になりたいよし子は自分で歌も作る。縦笛で。歌のテーマはたいてい、トラウマ。近所の子供たちや友人のトラウマを取材しては歌にする…そんなよし子は、自分のトラウマとは全く向き合えていないのだ。

なんとな〜く、ギリギリの面白いセンスでまとめられているんだけど、変に小技使ったり、ひねくれた表現したりしないで、もっと素直に表現した方がいいのに…その方が人は救われるのに…と、感じてしまった。
痛いほど現実的なところからくる「伝えたい何か」がびりびり伝わってくる「ペルセポリス」を見た後だったから、なんだか「こんな感じでおもしろ格好わるくてギリギリのセンスの映画作ってみました」みたいに見えてしまった。才能をひけらかすために作られた映画? 大切な誰かに伝えたい何か、ってのがあまり伝わってこなくて、途中から疲れてしまった。
唯一、よし子が歌うシーンだけは、大変面白かった。あと、最後のシーンの「見てろ!!」かな。

どっぷり映画に使った休日。
家に帰ってサケロックのライブDVD「HYSTERIC」を見る(だって「ジャーマン…」を見終わったときの疲れた気分を引きずりたくなかったから)。いや、かっこいいな〜サケロック。

というわけで一日お休みを満喫いたしました。

 

2008年3月 4日

一生ものの買物、それは。
[ ミヤザキの日々暮らし。 ]

素晴しいソファを手に入れました。
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大阪の家具屋さんTRACK FURNITUREのソファです。
新作で、ゆったりとして座り心地の良い MK SOFA 3 SEATER。張り地はコーデュロイのベージュを選びました。汚れが目立たなくて飽きがこない(笑)
うちの両親からの、結婚祝いです。

結婚祝いとしてもらうなら、一生ものが良いと思いました。
古くなったから、壊れたから、とかいう理由で捨てることになった時、心が痛むのがいやなので、ずっと大切にできるもの、ああ、これは結婚祝いだったな、と、感謝の気持ちを持ち続けられるようなもの。
それで、今の私たちの部屋には少し大きいけれど、なんとかスペースを作って、3人がけのソファにしました。2人がけだと、またそのうち大きいのが欲しくなるような気がして。

さっそくソファで連れ合いと「スウィングガールズ」のDVDなど見ましたが…いや〜、最高です!座り心地。そのまま寝てしまいたい…。いや、きっとそのうち寝てしまうだろう…気をつけなければ!

写真はなぜか怖い顔の連れ合い。なぜか写真を向けると変なポーズをとるか、怖い顔をすることが多いような気がするなあ、彼は。照れ屋なのですね。

 

2008年3月19日

必要なときに行動しないのも、ひとつの悪い行動だということです。
[ お知らせ, ミヤザキの日々暮らし。 ]

今年の始めに読んで、たくさんの救いの言葉に出会った本。
抱くことば
こころから尊敬できる人というのはそうそういないけれど、ダライ・ラマ14世は、素直に尊敬し敬愛できる人物です。なりたい大人というべき人物が減り続ける昨今、こんなにチャーミングで懐の深い、希望そのもののような人物というのは、いないのではないでしょうか。

今回のチベットで騒乱が起きたことで、この本で読んだいくつかの言葉を思い出しました。

「必要なときに行動しないのも、一つの悪い行動だということです」

「無関心、ことに他人に対する無関心は、最悪の欠点の一つです」

「宇宙が存在する限り、意識が存在する限り、私も存在する
 助けるために、仕えるために、私にできることをするために。
 こんなふうに考えると、人の内面は強くなり、自信が生まれます」

私にできることは、ほんの少しのことだとは思いますが
今、この現在も、どこかで理不尽な暴力や圧力に怯え、苦しみ、傷つき、さらには命を落としている人がいるということを知っているのに、何もしないというわけにはいきません。
私のこの超個人的なブログを読んでいるのは、ごく少数の人たちかも知れない。
けれどある意味、本当に親密な、心のコミュニケーションをしている方々も多くいらっしゃる。

心からお願いします。
チベットの現状について、本当の今起きている問題について、知ってください!
親愛なる家族、友人たち、ネットで知り合った方々、お店のお客様…、今この文章を読んでいるあなたに、本当に、チベットに目を向けて欲しい。この問題に向き合うには、今しかないのです!

友人であるyama_takaさんが、今回の騒乱のことと、
それに対して、私たちが今できることを紹介されています。
ぜひ、このページを読んで、チベットのことを少し考えてみてください。

チベットのためにできること
http://ymtk.jp/ladakh/2008/03/post_84.html#more

最近見た映画「ペルセポリス」で知ったイランの歴史と現実、
同じく映画「君のためなら千回でも」で突きつけられた、アフガンで起こったこと。
世界のいたるところで、理不尽な暴力と圧力がまかり通っているのだ。
今この瞬間も。
そう思うと、なんだか寒気のような怒りが背中を走るのだ。

 

2008年3月31日

明日からは、新しい日々。
[ ミヤザキの日々暮らし。 ]

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ちょうど三年前、当店ではアルバイトスタッフを募集していました。
オープンして十ヶ月、ようやくランチが連日賑わうようになってきた頃でした。
初めての求人、初めての面接。私も緊張していました。

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お花見前夜祭。

4月2日は、みんなでお花見ポタリングしよう!と盛り上がり、気合いを入れて前日4月1日に我が家に集合した、じてんしゃ&コーヒー部?!

うちのお店のオリジナルブレンドを焙煎してくださっている、すばらしく美味しい珈琲豆屋さん「三月珈琲工房」のカイさん。

ただいまラダック取材のためラダックに住んでいるフリーライター、yama_takaさん(一時帰国中)。

うちのお店のシンボルマークと看板デザイン、さらには結婚指輪もつくってくれた、高校時代からの悪友ユキモト。

そして連れ合いokayanと私というメンバーで飲み会(お花見前夜祭)が始まる。ワタクシは料理をつくりつつ飲むという企画なので、ゆったりペースで宴がすすむ。

<本日のおもてなしメニュー>

鶏レバーとニラの甘辛煮・たまごのっけ

コーンと玉ねぎの薩摩揚げ(市販)・しょうが醤油で

焼き野菜のサラダ(新じゃが・れんこん・ブロッコリ)

エリンギのにんにくバター炒め

ねぎ塩鶏・七味唐辛子風味

のらぼうと豚ロース肉の塩炒め

たまごやき

鰯のなめろう

稲庭うどん(ねぎごま)

結構しっかりした量があったつもりだったのに、意外とさっさと片付いたのは大飯ぐらいの人がいるからか?

なめろうなんかは、なかなかお店じゃ出さないけどすきな料理。ねぎ塩鶏は美味しくできたので、お店の日替わりメニュー入り決定。

20:00集合でゆるゆると飲み始め、ビールに日本酒と宴は盛り上がる。しかしカイさんは翌日お店を臨時休業にできないことが判明。夜中の3:30におニューの自転車を走らせて久我山の自宅まで帰って行った。のこされた4人はしつこく飲み続け、最も肉体労働者の私は睡魔に襲われ、4:30過ぎからウトウト。しかしそんな私をよそ目にあとの3人は飲み続け、私がふと気づくと朝の7:00。まだ飲んでたの?!いや、ユキモトとokayanだけだよー、などと話しているうちに8:00。馬鹿だ…。

 

2008年4月 1日

お花見は期せずしてデートに?!


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昨夜の前夜祭は朝まで続き、 明るい朝の日差しの中みんなで就寝。

早くから仮眠?をとっていた私は11:00前に目が覚め、一人朝風呂にゆっくりつかる。あがってくると12:00で、約束通り、なんなくyama_takaさん起床。ユキモトとokayanを起こしに行くも、まったくダメモード(あたりまえだ!)。

とりあえず私とyama_takaさんは談笑しつつ、珈琲をネルドリップしたり、ちょっと片付けたり…朝(というか昼)の素敵な?ひとときを過ごすうちに13:00になる。無理矢理okayanとユキモトを起こし、珈琲やコーラや水やお茶などをぐいぐい飲ませる。

それでもダメなユキモトを残して、3人でお気に入りの中華すがはらへ。しつこくビール(!)と餃子、私は特製ラーメンを注文。するとokayan、ラーメンを食べ終わる頃になって「ごめん!俺先帰るね!」とあわただしく帰って行く…あっけにとられる、残された我々二人。遅れて家に帰ると、突如気持ち悪くなったらしく、すでに布団で撃沈しているokayan。だめじゃん…

「じゃ、二人で行ってくるよ!!」

「いってらっしゃい〜」

ということで、期せずしてまたもやyama_takaさんとデート(笑)ポタリング。家の近くを流れる野川をずっと下っていきました。


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普段生活しているとき、桜ってそんなに「大好き!」とか思わないんですが、こうやって咲き乱れられると、やっぱりとてもきれいで、なんだか現実感がないような、ちょっとクラッとくる美しさに、やっぱり「いいな〜」と思わざるを得ない感じがしますね。

風が強かったけど、お花見満喫しました。

夜は井の頭公園をさらっと夜桜しながら散歩して、いつものお気に入りのお店「Restrant SOPRA」で打ち上げ。

なかなか素敵な、春の一日でした。

 

2008年4月15日

盛りだくさんの一日。
[ ミヤザキの日々暮らし。, 見た・聴いた・読んだ ]

定休日、やりたいこととやるべきことが盛りだくさん。

朝、早めに目が覚めたので、お店のお客様にいただいた
夏みかんでマーマレードを作る。
マーマレードは私の最も好きなコンフィチュールと言っても良い。

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2008年4月21日

娯楽映画かと思いきや、
[ ミヤザキの日々暮らし。, 見た・聴いた・読んだ ]

しっかりしたテーマを持っていた…思わず泣いてしまった、映画「ヘアスプレー」。
ヘアスプレー DTSスペシャル★エディション (初回限定生産2枚組)

連れ合いが先週、ギンレイホールに財布を落とし…しかし無事届けられているということで、とりにいくことになった。どうせ取りにいくなら、映画も見ましょう…ということで、見ることになった「ヘアスプレー」
先週予告編を見て、なかなか楽しそうな映画だと思っていたし、ビックサイズのママがジョン・トラボルタの女装というところもなかなか楽しそうだ…。おデブだけど明るく前向きな女の子のシンデレラストーリー…だと思っていた。
いや、そうなんだけど。
それだけじゃないところが、この映画に深みを与えている。
おデブだから…黒人だから…と差別的な扱いを受ける中、そんなことをものともせず、しっかりと自分に誇りを持って行動する。そう、自分に誇りを持つ。常にそうありたくても、意外とできないこと。差別的に扱人たちを哀れみ、笑い飛ばす元気がある。
素晴しい音楽と、素敵な役者さんに、思わず踊りたくなる、歌いたくなる。
見てよかったな、素直にそう思える映画でした。

見ていておデブの主人公の女の子がどんどんかわいく思えてくる…だからって私がダイエットしないというわけではないのですが!おデブもかわいいです。はい。

 

2008年5月 4日

多忙とピアニカ。
[ ミヤザキの日々暮らし。 ]

昨日はGWにもかかわらず(というか、そのせいで)
お店がとても暇でしたが、4月末から今週にかけて、
お店が毎日かなりの忙しさでした。
仕込んでも仕込んでも食べ尽くされる!という感じで
厨房スタッフは朝から晩までフル回転。

それに加えて、ワタクシ、元スタッフの結婚式を6日に控えております。
実はこの結婚式の2次会で演奏を披露する「胸キュンバンド」なる
お店スタッフで結成したバンドで、ピアニカを担当することになりました。
小学校の頃に多少ピアノを習っていたとはいえ、
本当に多少。
しかもピアニカは鍵盤だけど基本は「ハーモニカ」なので
息を吹く吹き方で音の大きさやニュアンス、
スタッカートなんかを表現しなくちゃいけないし、
踊りながら吹くので、本体に吹き込み口を直接つけなくてはならず
演奏する時の姿勢はトランペットかサックスに近く
鍵盤の位置が非常に見えにくい。
「やって」と言われて気軽に「いいよー」と答えた割に
ものすごく大変、しかもソロパートまであることが判明。
休みの日も、仕事の日も居残って、猛練習ですよ。
ピアニカを持つ左腕がやや筋肉痛!

で、疲労が蓄積したのか、
本日腰痛がひどいっす。
ああ。
明日からお休み、でも、色々と課題が山積みで
スタッフの結婚式以外は、非常に地味なお休みとなるでしょう…。

 

2008年5月10日

おめでとう、シミズさん。

ゴールデンウィーク最終日、5月6日はお店の元スタッフ、シミズさんの結婚式でした。

初めての主賓としての挨拶(笑)。今まで披露宴の司会やら友人代表の挨拶やらプロフィール紹介やら二次会の仕切やら、いろんなことをやって来ましたが、さすがに主賓としての挨拶は初めてです。そりゃあもう緊張しましたが…緊張したわりに原稿を書く暇もなく、ぶっつけ本番。途中自分で感極まって涙ぐみながらも、何とか大役を果たすことができたんじゃないかと(笑)。いや、結構生きた心地しないっすね挨拶終わるまでは。


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二次会では胸キュンバンドなるバンドを組んで、オザケンの「ラブリー」を演奏。バンド経験などないワタクシ、なぜかいつのまにやら巻き込まれピアニカで参戦。ホーンセクションをピアニカで吹くという任務を、何とか果たしてまいりました。

ピアニカ、想像以上に難しくて、でも面白くて、以外とかっこよかったっす。

シミズさんのために全力でがんばれたと思う。おめでとう。シミズさん!

 

2008年5月20日

青年は荒野をめざす?
[ ミヤザキの日々暮らし。, 見た・聴いた・読んだ ]

読まず嫌いの作家という作家さんが何人かいて、五木寛之はその中の一人だった。
なんとなく、かっこつけている感じがしたと言うか。
なんとなく、もっともらしいことを言ってる感じがすると言うか。
けれどあるとき、とある本屋の旅の本コーナーにあった「青年は荒野をめざす」を目にしたとき、自然に手に取った。手に取った後で、その本が五木寛之のものだと知った。
こういうきっかけがないと、ずっと読まなそうだな。
そう思って試しに買ってみることにした。

青年は荒野をめざす 新装版 (文春文庫 い 1-34)
ジャズを志す青年が、恵まれた自分の生活環境を捨てて旅に出る…シベリアをわたってヨーロッパへ。本当のジャズとは?自分の求める音楽とは?生き方とは?
青臭い悩みは、誰だって少しぐらいは考えたことのある悩みなんじゃないだろうか。読み始めて、「面白い」。そう思った。しあわせで、悩みがないことが悩みだ。苦労知らずなのが、悩みだ。よくわかる。若いときに考えがちな悩み。
けれど、読み進むうちに、妙に主人公がたいした苦労もせず、次々と女性にモテたり、職を手にしたり、成功への切符を手にしたりしているような気がして来た。…こんなの挫折の「ざ」の字にもならないよな。ずいぶん簡単にうまくいっちゃうんだな…あまのじゃくかもしれないが、人生そんなに甘っちょろくないよ! …などと年寄りのひがみ?のようなことを思ってしまう。
全体としては面白かった…けど、読むなら高校生ぐらいのときに読みたかったな。

 

調理場は戦場?かもしれない。
[ ミヤザキの日々暮らし。, 見た・聴いた・読んだ ]

調理場という戦場 ほぼ日ブックス (ほぼ日ブックス)

連れ合いが近所の素敵な古本屋、上々堂で見つけて買って来てくれた本。
日本の最高峰のフレンチ、コート・ドールのオーナーシェフ、斉須政雄さんの仕事論が書き留められた「調理場という戦場」。
なんとも勇ましいタイトルなのだけど、穏やかな語り口ながら、やっている内容はまさに戦場並みの切実さ。
料理人の端くれとして、またレストランオーナーとして、興味本位で読み始めたけれど…私は確信した。「私がやってることは間違ってない」ってことを。
最高峰のフレンチレストランだろうが、三鷹の小さな家庭料理のレストランだろうが、本気であれば、やっている気持ちは同じなのだと、私は思った。私はこの考え方で、生きていくのだと自信を持った。
この気持ちは、同じ仕事をやったものじゃないと、本当の意味で共感できないだろうと思う。違う仕事に置き換えて、感心したり共感したりすることは多いだろうけれど、同じ飲食店のオーナーシェフをしている、スタッフ総勢10名程度のお店を率いている、そういう仕事と生活の中での実感がある…何となくではなく、言っていることがまざまざと私の中で「分かる」。

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2008年5月28日

休日の空。

世間様は普通の月曜日、私には休日の空。

のどかだ。そばを食べに行く道すがら。


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2008年6月 3日

フラガール(号泣!)
[ ミヤザキの日々暮らし。, 見た・聴いた・読んだ ]

年とともに分かってくることってある。
その人の背負って来た人生とか、価値観とか、そういうバックードまでが、多くを語らなくとも感じ取れるようになってくる、それが年をとるということなのかな?

フラガールスタンダード・エディション

周りの人たちから「いいよ〜」とは聞いていたものの、なかなか暇がなく、やっと手に取ったこの作品。連れ合いとお家のお気に入りのソファで見る…青春ものかな?なんて油断してたら。
号泣ですよ!
時代背景の設定からして、もう切実さが漂っている。街全体が育てて、大切にして来た何かが終わろうとしている時代。新しいものを作り出そうとしている一方、それを受け入れることに抵抗がある大人たちと、新しい世界へ踏み込もうとする若い世代。
人には多かれ少なかれ、積み重ねて来た何かがあって、それを変えたり捨てたりする時には、ものすごいパワーが必要になる。その姿は、全然スマートではなくて、むしろかっこ悪くて、でもそのかっこ悪さが美しいと思う。かっこ悪さを美しいと思える、それが年を重なるということなんじゃないかと思う。

「リトル・ダンサー」と「がんばっていきまっしょい」、そして「スウィングガールズ」を一緒にしたような、最初から最後まで飽くことなく見続けられる映画でした。

 

2008年6月13日

梅が美しかったよ。

毎年恒例、一年分の梅酒漬け。梅が美しい。

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2008年6月19日

光の指で触れよ

池澤夏樹は、いつも私に新しい世界を見せてくれる。

物語という世界を超えて、現実世界にある様々な活動や問題や思想なんかまで、私に教えてくれる。

自分の無知を恥じつつ、ここで知ることのできた喜びを味わう。

ここで得た知識や感情、考え方をどう進めていくかは、いつも自分次第なのだ。

池澤夏樹からのメッセージは、いつも痛いほどよく分かる。自分なりに。

光の指で触れよ

「光の指で触れよ」は、前作「すばらしい新世界」の続編だ。

けれど、続編と思って読むと、たぶん、混乱する。同じ登場人物を通して語られる、違うテーマの物語なのだ。

WEBでの評判を見てみると、かなり賛否両論、評価の分かれるこの作品。私には、すばらしい作品だった。「すばらしい新世界」もすごく好きだけど、「光の指で触れよ」が内包するテーマは、たぶん、今の私の生きていく上で考えているテーマに、すごく近かったのだ。

夫婦の形、パートナーに求めるもの。それを継続させていくときに発生する可能性のある問題。お金に縛られず生きる生き方。お金に振り回されない生き方とは何か?
生きる喜びとは?愛とは?家族とは?
答えは自分の中にある。そして主人公が出した答えは、私にとっては、幸福な答えだった。

お金では得られない幸福感を、私は知っている。 それは決して楽ではなく、しかし肉感的で、直接的で、具体的で分かりやすく、楽しい。 そういう、言葉では説明しきれないような幸福や豊かさを、この小説は描こうとしている。とても難しい試みだ。 それでも、私には「とてもよく分かった」。 額に汗して、必要な分だけの働きをして、相応の報酬を得る。時には相応の報酬さえ得られないが、とにかく「楽して儲かったりはしない」。 人を育てることについても。何が自然で、何が不自然なのか。幸せな人間を育てることの難しさ。何を学び、何を感じてもらい、どう生きていくのが幸せなのか…自分も迷いつつ進む道を、子に教えていくことは本当に難しい。 それでも、ひとつの生き方、それも、私には至極納得できる生き方が、この物語に描かれている。
 

2008年6月30日

体内年齢?!

連れ合いが健康診断で

「体重は平均以下だけど…お腹に肉あるねー」

と言われたらしく、まずは形からと、

ハイテク体重計を購入した。

そう、あれですよ、カラダスキャン!

体重体組成計 カラダスキャン





オムロン




 

2008年7月 3日

ご近所写真。

定休日、どこにも行かないから、逆に写真を撮る余裕があったり。


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どんより曇り空の午前中…


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ポストの赤と郵便マーク。


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キュウリ畑と青空。

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とうもろこしも育っている。


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かわいらしい南瓜の花のつぼみ。

 

2008年7月10日

ささっと読める3冊でした。

ズシッとしっかりした本を読んだ後は、サラッと読める読みやすい本を読む傾向にある私。

軽く読めて面白い、軽すぎない…という意味で、伊坂幸太郎はオススメです。
好きな作家さん、と考えたときに、私の場合、頭に浮かんでこないんだけど、でも読むと面白いよな、という感じ。

死神の精度 / 伊坂幸太郎 (文春文庫)
死神の精度 (文春文庫 (い70-1))
主人公、死神の仕事は、自分が担当した人物が死を迎えても良いか判断すること。ほとんどの場合、「可」と判断するのだけれど…。クールな死神、という設定だけれど、時にキュート、無知故にユーモラス。
人間ではないものの視点から見ると、人間の可愛さや愚かさ、不思議さ何かがよく見える…推理小説のような、どこか青春小説のような。読みやすい小説でした。

結婚 / ナガオカケンメイ
結婚―ふたりの絵本

連れ合いokayanが最近ナガオカケンメイ熱に冒されていて、買った本(絵本)。シンプルなイラストと小さな言葉で、結婚について語られている。
…この結婚の形は私の結婚の形とは全く違うし、持っている悩みも全く違う…でも、いつかこんな悩みを持ったりすることがあるとしたら、ふと頭の隅に思い出すと良いかもしれない…そんなお話。小さな偶然や奇跡と、大きな努力で、結婚って継続されるものなのでしょう。

刺繍 / マルジャン・サトラピ
刺繍―イラン女性が語る恋愛と結婚
映画「ペルセポリス」を見て大変感銘を受け、原作本と同じ作者の書いた(描いた?)この本を、やっぱり連れ合いokayanが購入したのを借りて読む。
まずはマルジャンのイラストが好きだ。しかしこの「刺繍」は「ペルセポリス」と違って、女たちの井戸端会議?お茶のみ話、中でも「恋愛と結婚」に関する話に集約されていて…というか、むしろイラン女性のセックス感に関する話が多く…要するにかなり下世話な内容が多い。けれどイラン女性とか社会の価値観がストレートに表現されていて、とても興味深く面白く読んだ。最近中東に関するニュースも多い中、何の縁なのか偶然か、最近私の周りで中東をキーワードにすることにつながる機会が多いなあ。

 

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