晴れた晴れた!うれしいな! というわけで、今治といえば今治タオル。
面白いという噂を聞きつけ、タオル美術館ICHIHIROへ。今日の目的地、松山とは逆方面へ山道を自転車で上っていく。ひー、疲れた。しかし田んぼの中の田舎道、いい目の保養になりました。

タオルショップや愛媛のおみやげ物やさん、なぜかフォションのカフェやタオルの製造工程が見られるコーナーなど盛りだくさん…でも、微妙ではある(笑)。ちょうど竹久夢二の展示をやっていて、素敵だし興味深かった。はりきって自宅用に、いいタオルを数枚購入。そして妹夫妻にも誕生日祝いにいいタオルを贈ることにした。

タオル美術館に行く途中に「帰りに寄ろう」と目をつけていたパン屋さんによって「みかん食パン」を購入、そしてやっぱり行きに目をつけていたうどんやさんで昼食。ぶっかけうどんと秋限定カレーうどん。

窓の外はのどかな風景。

今治駅まで自転車で突っ走って戻り、特急に乗って松山へ。本当は走るつもりだったけど、タオル美術館が松山と逆方面という誤算があったので、電車を使いました。
道後温泉の宿は「常磐荘」。今まで数々の高級旅館に泊まってきたワタクシですが、なかなかその価格に見合うサービスと満足感が得られない…今回は高級旅館には泊まらない!というのがワタクシの密かなコンセプトでありました。道後温泉は高級旅館や老舗旅館が軒をつらねておりますが、古めかしい外観がおくゆかしい「常磐荘」は、なかなか満足度の高い宿なんじゃないかと思います。

夕ごはんもあっさりとしておいしい。

夕食後に腹ごなしで、道後温泉の街をブラブラ。
地方はたいてい夜が早くて、20:00には真っ暗、なんてザラだけど、道後温泉は道後温泉本館(下の写真)が22:00までやっているので、商店街も22:00ぐらいまではやっているお店が多くて良い。

商店街からすこし外れたところに感じの良いお店を発見、ふらりと入ったらやっぱり「当たり」で、宿で夕食を食べていたのが悔やまれた…明日リベンジしようかな??
朝方、大雨…起きると小雨…かと思いきや、宿を出る頃になって結構降ってきた。
本当は大山祗神社やところミュージアムなど、行ってみたいところが色々あるけれど、この天候…。
予報は午後から曇り、時間稼ぎに近所の温泉多田羅温泉でひとっ風呂浴びるも、雨は止む気配もなく…観光はさておき今治を目指せ! いくぞ!と出発。
まずは大三島から伯方島への大三島橋。

小さくてすぐ渡れました。

伯方島といえば伯方の塩! ということですぐそばにあった大島への橋を通り過ぎ、一山越えて名物らしき「伯方の塩ラーメン」を食べに行くも‥期待したほど美味しいわけではなく(苦笑)、まあ普通。お店の雰囲気が陰気なので(失礼ながらスイマセン)気持ちが少し暗くなり…雨だし、一山越えたし、体力使ってランチが微妙なものを食べてしまった…ここは気分を変えたい!口直ししたい!と、ちょっと目をつけていたカフェに寄ることにした。

もう、入った瞬間に「いい!」って分かってしまうオーラ。
単なるスタイルだけでない、質の良さがお店全体を包んでいました。

海に面して全面ガラス張りの引き戸、その外にはウッドデッキとテラス席。そして海。
あー、完璧なロケーション。家具の感じといい、質感といい、完璧に好み!

壁もこんな感じ↑でさりげない模様が施してあって、素敵〜。
そしてなんといっても、ケーキ!

栗のクリームブリュレ! そしてコルネ。
栗の味をサポートするクリームの味…甘すぎない後口の上品な甘さ!栗もクリームブリュレも好きな私に、この合体した栗のクリームブリュレは絶品でした。
そしてコルネ、さくさくのパイ生地の中に、超上品なカスタードクリーム…ほんとに「さっくさく!」そして「とろーり」の組み合わせ、目を見張るおいしさ。
そして安い!!安すぎる!!伯方島物価だ…。ああ、また食べたい!!

ツレアイokayanが頼んだ苺のロールケーキもぬかりなし、ツッコミどころなし!完璧なおいしさ。
一緒に頼んだコーヒーも美味しく、見てみれば愛媛の豆やさんで焙煎してもらっている模様。主張が強すぎず、ケーキと一緒に飲むのにほどよい「食中コーヒー」として申し分ない味わい。
間違いなくロケーション、内装、家具、ケーキ、そしてコーヒーのバランスの良さ、感じの良い接客、総合して人生最高のカフェ!
ここを普段使いで何気なく使っている地元の主婦の方々が、気軽におしゃべりしている姿が心底うらやましかった!

気分を良くして雨の中突っ走る、大島への橋は伯方・大島大橋。

小さな橋です、ここもやっぱり眺め抜群!

大島も、本当は村上水軍博物館、潮流体験、そして亀老山展望公園と、寄りたいところは山ほどあったのだけど、天候不順で出遅れたせいもあり、単に走って通り過ぎるだけになってしまいました。残念。次回は是非!

道の駅「よしうみいきいき館」にて、オレンジジュースで一服。5種類ぐらいのみかんで、それぞれオレンジジュースがあったけど、甘くて分かりやすく美味しい「きよみ」と、ほろ苦さが大人の味…私甘夏好きなんだな〜だから「甘夏みかん」の2種類を選択。柑橘類って良いなあ、おいしいなあ。

さて、しまなみ海道最後の橋、来島海峡大橋。実に全長4kmの橋です。美しい〜。

雨もあがって夕暮れてきました。

上のような、自転車歩行者用道路を、ぐるぐると橋まで上ってくるわけです。
しまなみ海道を走って心底感心したのは、この自転車歩行者道路。すべての橋で高いところにある橋まで自転車歩行者用の道路が設けられているんだけれど、ママチャリでも登り切れるようなゆる〜い勾配で上りやすく作られていて、距離はあるけど絶対に自転車に乗ったまま登り切れるよ!というように道路が造られている。私たちは小径車だけど、ロードバイクの人なんか楽勝でガンガン走れるんだろうな。

私たちの自転車旅は、速く走るよりも風景を楽しみ、ごはんを楽しみ、空気を楽しむことが一番の目的。
こんなに美しいしまなみ海道、車で走りきるなんてもったいない! かといって徒歩だとハードルが高いし、自転車ってこの風景を満喫するのにちょうど良い「足」!全国のサイクリストがしまなみ海道に来たくなる気持ちがよく分かった…また来たいもの、天候が悪くても充分美しい風景、晴れていたらどんなだろう?! でも暑いのはやだな(笑)

「紅の豚」が住んでそうな入り江が、そこかしこにある!

「しまなみ」ってのは造語らしく、やまなみ、みたいにちゃんとした日本語ではないらしい。いまどきめずらしい、素晴らしい造語だと思う。

瀬戸内のしまなみ、海、空、行き交う船。素晴らしすぎて!

橋を渡りきるとぐるぐると、ゆっくり今治へ降りていく…尾道スタートにして正解でした、この橋のこの形、ゴールにふさわしい大団円…こっちスタートだといきなり重すぎる気がするな〜。
今治の駅近くまで走って今夜の宿「今治プラザホテル」へ。ふつーのビジネスホテル、ベッドが硬めで寝やすいのがよい。ホテルの人がみんな感じよいのも良い!
じてんしゃ部の友人アリガくんの紹介で今治焼き鳥(名物らしい!!)を「山鳥」へ食べに行く。おいしい!ので、焦って食べて、ちゃんと写真を撮るのを忘れました。今治の街は19:00には暗闇(笑)。ナイトハイクは下調べが必要でしょう。
向島のB&B潮風さんの朝ごはん、心のこもったお母さんの味、手抜きナシ!素晴らしい。

昨日は遅くに着いて見られなかった尾道に一旦戻って、尾道観光。

千光寺公園からの長めが素晴らしい。ロープウェーで上まで上りました。
向こうは向島〜しまなみ海道方面。

記念撮影に真剣なツレアイ。ブラブラ歩くと素敵な窓のお家発見。

千光寺までやってきました。奥でふざけるツレアイ。

千光寺から麓までは徒歩で降ります。文学の小道を歩く。

(残念ながら写真を取り忘れた尾道ラーメン「みやち」、おいしかった!)
(そしておみやげに買った、福利「北前亭」の味付けちりめんもおいしかった!)
さて、いよいよ渡船で向島に渡ってしまなみ海道へ。
どこも寄らずにガンガン走って因島との橋、因島大橋へ。あれか〜


あそこからココまでえっちらおっちらあがってきました。
しまなみ海道の素晴らしいところは、橋までの上り坂が、自転車に上りやすいように
遠回りながら勾配をおさえて作ってあるところ。絶対に自転車から降りずにのぼれます。

因島大橋の下を走る、歩行者自転車道。すばらしい。

時間がないし雨も降りそうなので、因島もかっ飛ばしていきます。
本日2本目の橋、生口橋。


生口島はお店や見所がたくさん。晴れていたらもっとゆっくりできたのに。
とりあえず「ドルチェ」のジェラート。尾道のモモと瀬戸内レモン。
(このあと瀬戸田しおまち商店街でローストチキンとコロッケを買い食い)

生口島は「島ごと美術館」として、島のところどころでアート作品が見られます。

さて、どれがアートかな? ↓

そして本日最後の橋、多々羅大橋。

大三島の「民宿なぎさ」さん、廊下側に窓があるアジアなお部屋。

ごはんは苦しくて食べきれないほど! 上品な味付けで美味しかったです。



二日酔いで寝坊、到着が午後20:00になったけれど、尾道の夜はすてきでした。
商店街の外れにある「蔵鮨」「蔵鮨」さんへ。良いお店〜。家族経営な感じの接客も癒される〜。

お造り。鯛、しらさエビ、中トロ・イカ、ほたて、うに、さより。文句なく美味しい。

小イワシの天ぷら、大葉の混じった衣。ほくほくでおいしい、臭み全くなし!

茶碗蒸しには海鮮がたくさん隠れていた。

瀬戸内セット(鯛・平目の昆布締め・さより・小イワシ・しらさエビ・あなご・赤うに・牡蠣)

生牡蠣のにぎり、ポン酢でいただくしあわせ〜。

向島に向かう渡船からの風景。尾道の街。