映画を見る休日。
ちょこちょこと休日に、家で映画のDVDなんかを見たりしているのだけど、この定休日は久々に外へ、連れ合いokayanと映画館で映画を見に行くことにした。
外に出ると決まると、外で済ませておきたい用事をすべて済ませようと、ばたばたと慌ただしい一日となる。
午前中のうちに洗濯など細々とした家事を終わらせ、食事も家でおとなしくポトフとパンなどをいただき、美容院に予約の電話を入れて15:00には三鷹駅前のいつもの美容院に。美容院まで一緒に行く仲良し夫婦(笑)。
17:00にはすっきりとした髪型になり、自転車で吉祥寺方面へ。いつも仲良くしていただいている素敵な家具屋さんtransistaでちょっと物色しつつ、お店経営の難しさなども語り合いつつ、楽しい夕方を過ごす。
そしてそして、本日のメインイベントは吉祥寺バウスシアターで、2本立て続けに映画を見る!というもの。バウスシアター前のモスバーガーで腹ごしらえして、いざ出陣。
一本目はペルセポリス。
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1970年〜90年代の混迷するイランで、少女から大人へと成長していく、ちょっと生意気でお茶目でロックな女の子、そしてその素敵な家族たち…などを描いた、アニメーション。
これが、ものすごく良かった!!
絵柄も素敵なのだが、話が、人物が、魅力的なのだ。
革命、弾圧、戦争…重く辛い現実がありながらも、人々には生活がある。抑圧されながらも、楽しみや喜びを見つける。無邪気な子供たちも、勇敢な大人もいれば、回し蹴りを食らわせてやりたいような人間もいるのが現実。小さな女の子の手の目から、様々な現実をつきつけられる。
一つの小さな家族の物語が、このイランという国の現実を、遠い国の物語ではなく、身近に、切実に感じさせてくれる。
見てよかった。本当に良かった。ぜひ、もっと多くの人に見てほしい(なんであんな小さな映画館でやってるんだろう?もっと多くの人に見てもらう価値のある映画ですよ、これは)。
そして、主人公マルジが疑問を持ったり、悩んだり、壁にぶち当たったり、調子に乗りすぎたりしているときに放たれる、マルジのおばあちゃんの言葉が、ひとつひとつ素晴しい!
「いつも毅然と公明正大でいるんだよ」
「恐れが人に良心を失わせる。恐れが人を卑怯にもする」
「大きくなったね。もうすぐ神様のタマタマに手が届くよ」←(笑)
名言の数々、肝に銘じました!
もう1本はジャーマン+雨。
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不細工でわがままでひとりぼっち、歌手になりたいよし子の物語。
歌手になりたいよし子は自分で歌も作る。縦笛で。歌のテーマはたいてい、トラウマ。近所の子供たちや友人のトラウマを取材しては歌にする…そんなよし子は、自分のトラウマとは全く向き合えていないのだ。
なんとな〜く、ギリギリの面白いセンスでまとめられているんだけど、変に小技使ったり、ひねくれた表現したりしないで、もっと素直に表現した方がいいのに…その方が人は救われるのに…と、感じてしまった。
痛いほど現実的なところからくる「伝えたい何か」がびりびり伝わってくる「ペルセポリス」を見た後だったから、なんだか「こんな感じでおもしろ格好わるくてギリギリのセンスの映画作ってみました」みたいに見えてしまった。才能をひけらかすために作られた映画? 大切な誰かに伝えたい何か、ってのがあまり伝わってこなくて、途中から疲れてしまった。
唯一、よし子が歌うシーンだけは、大変面白かった。あと、最後のシーンの「見てろ!!」かな。
どっぷり映画に使った休日。
家に帰ってサケロックのライブDVD「HYSTERIC」を見る(だって「ジャーマン…」を見終わったときの疲れた気分を引きずりたくなかったから)。いや、かっこいいな〜サケロック。
というわけで一日お休みを満喫いたしました。

