先日山口に帰省した際、連れ合いokayanのいとこ、ゆまちゃん(若干23歳)が、私の読書レビュー(小星文庫)を参考に本を読んだりしている、と言っていたので、調子に乗って全読書リストを見直して、ランキングをつくってみました。
ざっと見ると、どうも2007年は「何かを信じて生きる」「偶然や宿命を受け入れて生きる」ということの、素晴らしさや難しさについて描かれている本が上位に来ていますね。
11 河合隼雄 対話する人間
こういう大人が日本の財産ですよ。ご冥福をお祈りします。
12 伊坂幸太郎 グラスホッパー
どんどん読んでしまう面白さ。正義は自力だけでは勝てないのね。
13 B・シュリンク 朗読者
切ない。淡々とすすむストーリーが、よけい切なくさせる。
14 糸井重里 ほぼ日刊イトイ新聞の本
勝手に糸井重里さんをライバル視しようと思った一冊。
15 角田光代 トリップ
タイトルがこうじゃなかったら、もっと良かった気がする。
16 角田光代 薄闇シルエット
人ごとには思えない、自営業者の独身女性。違うけど、同じところも多い。
17 枡野浩一 ショートソング
ストーリーはともかく、短歌の面白さを知らしめてくれる。素晴らしい。
18 林真理子 anego
女のずるさと可愛さを書かせたら、林真理子さん以上の人はいないように思う。
19 池澤夏樹・他 百年の愚行
人間の愚かさを見せつけられます。
20 伊坂幸太郎 重力ピエロ
やるせなさを消化するには、どうしたらいいんだろう。
21 三崎亜記 となり町戦争
ありそうだ。だから面白い。だから怖い。
22 西加奈子 通天閣
前の3作の方が良かった…と思ってしまうので、思いがけず順位が下になってしまった。
23 三浦しをん 秘密の花園
いろいろ書ける作家さんなんだな、と、この本で知った。
24 小川洋子 貴婦人Aの蘇生
小川さんらしい世界にどっぷり浸れるけど…ごはん食べながら読むにはきつかった。
25 いしいしんじ 東京夜話
星新一みたいだと思ったのは、私だけなのかな?
26 J・アップダイク ブラジル
読んだときは「なんやそれ!」とつっこみたくなったけど、意外と心に残る。
27 川上弘美 真鶴
真鶴に行ってみたくなる。しかし、得も言われぬ、もやもや感が残る。
28 枡野浩一 結婚失格
やっぱり、短歌があるだけで、重そうな内容もユーモアの空気に包まれるからすごいなあ。
29 能町みね子 オカマだけどOLやってます。
えらい!
30 芦原すなお 雨鶏
芦原さんのこういう世界観が大好きだ。
31 フレッド・ウルマン 友情
最後の一行に向かって、静かに読みすすまされていたのだな。
32 よしもとばなな みずうみ
傷も弱さも歴史も、全部ひっくるめて愛さないと、本当の愛じゃない。
33 中原みすず 初恋
おとぎ話みたいで、ロマンティックで、でもそこまで甘くないお話。
34 佐藤可士和 佐藤可士和の超整理術
思考の整理術、私も無意識のうちにやってたんだな。
35 山崎ナオコーラ 人のセックスを笑うな
映画化されるほど面白いかな…。配役は気になりますが。
36 伊藤礼 こぐこぐ自転車
こういうじーさんみたいな、ばーさんになってみたい。
37 森枝卓士 旅、ときどき厨房
旅と食と来たら、読むしかなかった!
38 群ようこ かもめ食堂
甘い!甘すぎる…。心意気は同じだけど、そんなに簡単にうまくいくなら苦労はないよ…。
39 山田詠美 無銭優雅
ラストにがっかりしてしまった。主人公の彼が私の好みじゃないからか。
40 長嶋有 タンノイのエジンバラ
地味に面白い。ちょっと説明しにくい。
41 大槻ケンヂ グミ・チョコレート・パイン チョコレート編
のどかだったグミ編に比べ、ぐっと深刻になってくる。
42 大槻ケンヂ グミ・チョコレート・パイン パイン編
シリーズものって、どうして最初が一番面白いものなんでしょう。
43 島本理生 リトル・バイ・リトル
内容をほとんど思い出せない。
44 石田衣良 スロー・グッドバイ
軽いな〜。
45 江国香織 ぬるい眠り
「きらきらひかる」の続編を期待すると、ちょっとがっかり。
46 姫野カオルコ ちがうもん
子供の目線は、こんなに痛いものでしょうか?
47 諏訪哲史 アサッテの人
面白いところもあるんだけど…。
48 瀬尾まいこ 天国はまだ遠く
優等生な小説で、ちょっと共感しにくかった。
49 角田光代 東京ゲスト・ハウス
こういう人たち、知ってるからな〜。ラストでがっかり。
50 中村航 ぐるぐるまわるすべり台
ちょっと主人公が青すぎるというか…。
51 ヴァシィ章絵 ワーホリ任侠伝
面白いけど漫画チック。
52 青山七恵 ひとり日和
こういうダルダルな感じが、いま流行りなのかな?私には全く共感できない。