新婚旅行は金沢・能登へ! 1日目
前々から泊まってみたい宿があった。
日本を代表する民宿と言われ、能登の郷土料理が自慢の宿、さんなみ。
能登半島の中程に位置するこの宿は、最寄りの駅までバスで45分。その最寄りの駅も1両編成のローカル線の終着駅とあって、何かの「ついで」に行けるような宿ではない。しかも北陸地方は東京からの足が悪い。一泊やそこらでは満喫できない場所である。
長いお休みに、充分時間をとって行かなくては!
そこでうちのお店の秋休みを利用して、この宿を訪れることにした。
ただ最近結婚したから「新婚旅行」と銘打ったけど、まあ、いつものように自転車持参のぶらり旅。ただし、せっかくの「新婚旅行」なので、ここぞというところは豪華主義で行くことに。
今回の旅は、連れ合いokayanが実験的な試みとして、携帯投稿によるブログでの実況中継をしてみよう!ということになった。結婚したことによって、我々は新たなユニットとしての活動を、さらに広げようとしているのである(笑)。
事前に準備しておきたかったのだけれど、なかなか準備ができず、その実況中継ブログが完成したのが当日の出発直前!
羽田行きのバス停まで息つく間もなく全力疾走、またもや出発ギリギリに自転車でぎゅぎゅーーっと乗り付け、なんとかバスにのせてもらったのであった。
というわけで、そのサイトがこちら。
羽田空港に着くと、さっそくランチ(時間はないぞ!!)。ターミナル2で食事するなら、エア ターミナル グリル キハチがオススメ。
前にも行ったことがあるのだけど、ランチなら質・量・値段のバランスがすこぶる良いし、雰囲気も良い。2,000円のランチセットは、選べるオードブル(ボリュームあり!)とメイン(カレーかスパゲティ)とプチデザート、コーヒー又は紅茶。あの立地で、雰囲気で、スピード感で、クオリティで、2,000円でランチを食べさせるというのが、どんなに素晴らしいことか同業者なので、すごくよく分かる。
会社員時代銀座のKIHACHIに行ったときは「まあ普通かなー」などと思ったけれど、いやいや、喜八さん、すごいですよ。良心的だと思う。

写真はオードブルの「タイ風さつま揚げ ナムルのサラダ添え」。
石川県、小松空港には1時間くらいで、あっという間に着いてしまう。実は初めての「クラスJ」。いや、ゆったりできました。特急とか新幹線のグリーン車より断然いいね!普通の席との価格差もそんなにないし。
空港から高速バスで金沢駅まで。金沢駅東口はとてもかっこいい造りで、思わず見惚れる(一番上の写真が金沢駅前)。天気が変わりやすいとの噂の金沢、だからかな?屋根のある部分がすごく多い。
小雨の降る中、金沢一の繁華街、片町にある村田屋旅館へ。小さな、昔ながらの旅館。夜は外で食べるつもりだったので、素泊まりできる宿を選んだのだ。宿の人は愛想が良く感じよく、宿は古いけれど清潔感があっていい感じ。

通された部屋は幅が狭くて急な階段の突き当たり。登りきったところに突然ドアがあって部屋がある。まるで隠れ家!気に入った。
予約の電話を入れたとき、6畳の狭いお部屋しか空いていません、と言われたけど、寝るだけなので「大丈夫です」と言ったのだが、逆にものすごく気に入ってしまった。またあの部屋に泊まりたいな(笑)。
夜ごはん前に街をぶらぶらする。竪町商店街と新竪町商店街はオシャレストリートらしい。土曜日の夜6:00だというのに、もう人もまばら。金沢の夜は早い?
しかし我々には目的があった。新竪町商店街にあるbenlly'&job。

okayanが何かのきっかけでウェブサイトを発見し、結構チェックしていたらしい。今回金沢行きが決まったら「ここに行きたい!」と自発的に言った数少ない場所のひとつ。
小さな渋可愛いお店。センスの良い雑貨が並べられているが、単なるセレクトのセンスがよいだけでなく、根本的にこの雑貨屋さんが素晴らしいのは、革の工房が基本にあるってこと。オリジナルのお財布や手帳カバーなどを、すぐ近くにある工房でつくっている。ベーシックなようでかわいらしく、しっかり作られた革小物が、このお店の魅力を増しているのだ。
okayanはネットでさんざんチェックしていた革のお財布を購入。こういう小さな頑張っているお店を見ると、同族意識か、すごく応援したくなってしまう。
さらに少し町を散策。私は大の器好きだけど、特に九谷焼は大好き。なので、金沢に来たらぜひ九谷焼を買いたい!と思っていた。とはいえ九谷焼のお店は数少ない。おみやげ屋さんなどに置いているものは、センスが今ひとつ。ぶらりと入った九谷焼諸江屋さんで素敵な器を発見!

…さすがの私も手が出ないお値段です。気に入ると高いんだよな〜。安くても気に入らなかったらいらないし。
その後しばらく街をぶらついた後、事前に予約していた乙女寿司へ。
いろいろ調べた結果、地元の人に評判のお店はここだ!と狙いをつけたワタクシ。繁華街の一本裏手、微妙に分かりにくい場所にありました。
離れに通されると、職人さんを囲む形の、10人ほど座れるカウンター。しかも職人さんが立つ部分は体の幅ちょうどぐらいしかなく、完全に手元がどこからでも見えるつくりになっている。あの状況で料理を作れと言われたら、私は相当緊張するなー。
とりあえずビールで、「何か適当におつまみになるものを」とお願いする。

まずは香箱カニ。
香箱ガニとは北陸地方で獲れる雌のズワイガニのこと。小ぶりな外見の中には、つぶつぶの卵、味噌の部分である内子(うちこ)を持つ。保護の為禁猟期が長いため、非常に短い期間が旬なのだそう。いや、旨い!

続いてなまこ酢。ほんの少し小皿に出てくる、可愛い。こりっこりの食感がたまりませんね。

そしてアジのたたき。塩昆布が一緒に和えてあるのがいいですね。
にぎりは甘海老、アラ、バイ貝、トロ、赤いか、鰤、鯵、平貝じぶ締め、しめ鯖、穴子、うに(にぎり)。どれこもれもおいしい!
職人さんもとても感じの良い人で、よかったです。
そしてまっすぐ帰ればいいのに…なぜかうどん屋さんに立ち寄り、締めの1杯。
かきたまぶっかけうどん、美味しゅうございました。
食い倒れ旅にふさわしい幕開け、うーん。おやすみなさい。

