司会進行は高校時代からのマブダチつんじと、最愛の妹しっぽにお願いしました。
周りを見渡して、仕切ができて度胸があって話すのが上手い…と、司会に向いていそうな人材を捜すと、妹以上に向いていそうな人材が見あたらなかったのです! そこで妹しっぽに依頼すると「いいよ〜、でも話すのに相方が必要だから、誰かいい人いないかな…そうだ、つんじがいい、つんじが!!」ということに。
高校時代からの長いつきあい、つんじとしっぽはもちろん顔見知り。しかも誕生日が同じ日で、さらに妹の旦那様は下の名前がつんじと同じ名前!! なんだか縁のある二人なのであります。
当日まで、なんどか打ち合わせを繰り返し、台本を作り、すばらしい司会っぷりを披露してくれました。ありがとう、つんじ、妹よ。
まずは入籍の報告をしました。
私の誕生日に入籍したこと、okayanがミヤザキ姓になることを報告しました。なぜokayanがミヤザキになったか?というと、色々理由はあるのですが、最終的にはokayanが「ミヤザキはミヤザキアサミでいる方がよい」と言ってくれたからです。
もちろん今後も変わらずokayanはokayanとお呼び下さいね。
そして指輪の交換。

結婚指輪は相棒で悪友の芸術家(?)ユキモトにお願いしました。
初めてokayanに会ったのは、ユキモトの個展の会場でした。それ以来、ユキモトは常に私たちと一緒に、いろんなことをしてきた…家族みたいなもの。だから結婚指輪というものをつくることがあるなら、ユキモトに…と。このことはずっと昔から考えていて、okayanも同じ考えだったらしく、ユキモトに「一生のうちの最高傑作をつくってね!」とプレッシャー与えまくりの依頼をしたのでした。
「月と太陽」というタイトルの付いた私たちの結婚式、もちろん指輪もテーマどおり「月」と「太陽」をイメージした指輪をつくってくれました。華奢すぎず、ゴツすぎず、いい案配の指輪ができました。
チタン製なので丈夫で長持ち、ものすごく堅いから加工が大変なのに、デザインからつくりこみまで、すべて一人でこなしてくれました。そう、変形しないので太っても痩せてもダメ…。いや、痩せましょうって。
ユキモトには指輪についての説明と挨拶もお願いしました。最初の来賓挨拶…緊張しまくりで声を詰まらせながら話すユキモトを見て、その緊張が伝わってきたのか、いきなり私も泣いてしまいました。指をかたかたと震わせながら指輪を渡してくれたユキモト、素晴らしい指輪と挨拶を、本当にありがとう。
プロフィール紹介は、大筋を司会者であるつんじに、そして二人の人物像、エピソードをそれぞれの弟、妹に話してもらいました。
okayanの弟あっちゃんは、普段からちょっとブラックなところのある人物。思い出してみると、本当にふがいない思い出ばかりです…と言いながら、子供時代のおもしろエピソードを披露してくれました。最後に、唯一いい思い出があるとすれば…と、怪我した自分をokayanが一生懸命病院に運んでくれたというエピソードで、声を詰まらせたあっちゃん。絶対に泣いたりするような人柄ではないと思っていたので(okayanも私も)びっくり、そして本当に嬉しかった。
うちの妹しっぽは、話し上手なので心配はしていませんでしたが、姉に似て意外と泣き虫。エピソードを話しながら泣きそうになると、「ちょっと待って!!…すいません涙もろいもんで」なんて自分ででツッコミをいれつつ、小さい頃に私がした悪戯の話や、両親には反抗的になってしまうのに「お姉ちゃんの言うことは聞いてしまう…お姉ちゃんの言うことは正しいと思える」と話してくれました。小さい頃からよく喧嘩したけれど、そんな風に言ってもらえて嬉しかった。私も妹のバイタリティと人に好かれる才能を絶対的に信頼しているのです。
次に、ケーキ入刀。
ウェディングケーキは今年の初め、圭子ちゃんにお願いしていました。そりゃあ、他に頼むべき人なんていません。
頼んだ日のうちに構想はできていたそうで、月と太陽をかたどったクッキーを配したケーキは、私の一番好きな果物バナナと、okayanの一番好きな果物いちごのジャムを挟んだケーキ。そこにさらに、果物屋さんの一富士さんに、お祝いにいただいたメロンがのっていました。
ケーキの説明と挨拶を頼んでいたけど、はじめは「挨拶はしない!」と嫌がっていた圭子ちゃん。人前に出ていくのを避ける傾向のある圭子ちゃんも、実際立ってみるとすばらしく堂々とした挨拶をしてくれました。
バナナといちごはそのまま生で食べてもおいしくて、ジャムにしてもお菓子にしても美味しい。そして組み合わせて一緒に食べてもおいしくて、他の色々なものとも相性がいい…。それは私とokayanにも似ていると言ってくれました。一人ずつでもいいけれど、二人合わせるとまた美味しい…そして他の人たちとも楽しくやっていける…いつまでもそういう二人でいたいと思います。
人前で話すのを嫌がっていた圭子ちゃんの挨拶、素敵でした。ありがとう。
そして挨拶を聞くたびに泣いてしまう、私。…結構涙もろいんですよ、私…。
歓談中には友人代表の挨拶。
okayanの友人代表、Aくん(なぜか本人が、名前は伏せてほしいという…なにかあるのか??(笑))は、わざわざ福岡から駆けつけてくれました。okayanが大学時代に体育の授業で同じだった、そして銭湯で顔を合わせ友人になり、その後は結婚式場のアルバイトなどを一緒にやっていた友人。お互いに旅が好きで、性格は違えど性質は似ているような二人。「理屈っぽいところがあってたまにあ〜…って思うけれど、そういうところも含めてokayanのいいところでしょう。つながっていたいと思える友人です」というような話をしてくれました。やっぱ、みんな理屈っぽいと思うのか(笑)
私の友人代表はスウコ。中学の時転入生として知り合って、その後高校、専門学校と一緒で、通学もずっと一緒に自転車で行っていました。友人は色々いるけれど、「親友」というような言葉が一番ピッタリくる友人が、彼女です。2週間前には原稿も書き終わり、3人の子供たちが覚えるほど練習してきたという彼女。数々の私とのエピソード、そして高校時代に言っていた夢の話。「六角形のビルをつくって、陶芸とか、デザインとか、音楽とか、ギャラリーとか…みんなが創作活動できるスペースがあるビルをつくる…」確かにそんな話してました(笑)。リトル・スター・レストランを始めたとき、その夢に一歩近づいたんだと思いました…そう言ってくれました。高校生の途方もない夢を、ちゃんと覚えていてくれてありがとう。自分でも忘れていたような夢。でも、ちゃんとそっちに向かって歩いてきたんだな…と思いました。
式の後「泣かないでちゃんとしゃべったよ、誉めて!」と泣きそうだったスウコ。泣き虫だったスウコが(声を詰まらせながらだったけど)ちゃんと最後まで、私の目を見て話してくれたこと、忘れません。
記念品は大好きな鍛冶職人の友人、ツネちゃんに頼みました。うちのお店の看板や本棚を作ってもらっているのでその腕前とセンスはこの上ない信頼を置いています。
記念品は月と太陽を模した鉄製のブックエンド。小さな星の真鍮製ブックマークもおまけで付いています。私が本好きだし、二つあって挟む、役に立つというところもいいんじゃないかというツネちゃんの提案に、喜んで賛成しました。
緊張のあまり考えていたスピーチの半分がぶっとんだというツネちゃん。気持ちが伝わってきたから大丈夫!いつもいい仕事をありがとう。近々工房に遊びに行きたいと思っています。
ちなみに記念品はもうひとつあって、私とokayanの小さなエピソードを「ちゃんとした読み物として書こう」とまとめた、映画のパンフレットみたいな冊子、そして「月」と「太陽」缶バッチ。「月と太陽」ロゴマークを友人のイラストレーター石井くんに頼み、バッチや記念冊子のアイキャッチとして使わせていただきました。そうそう、記念のオリジナルTシャツもこのロゴマークです。ありがとう。
最終案以外にも死ぬほどラフスケッチを描いてくれたのだ、実は。そのスケッチブックは大切に保存しておこうと思います。
そして私とokayanの挨拶と続きます。
私は、「麻のように強く美しく」という両親の名前に込めた思いどおりに、強く育ったお礼と、okayanと新しい家族をつくる決意表明をさせていただきました。両親への花束贈呈のあと、okayanは「こんなに素晴らしい人と結婚できて本当に嬉しい」とのろけ全開の挨拶をさせていただきました。

花と言えば、この日の会場装花、ブーケ、両親への花束などはすべて、西荻窪の素晴らしい花屋さん(そしてお客様でもある)、オルテンシアアズールさんにお願いしました。期待通りに、素晴らしい花の数々。ありがとうございました。
最後に、okayanお母さんと、うちの父の挨拶。
okayanお母さんは、本当に小さな子だったのでこんなに大きくなって無事結婚もして…本当にうれしいですと、ホロリ。山口県出身の某氏は途中で政権を投げ出してしまったけど、山口の男はダメだ、なんて思わないで下さいね…とひとネタ入れるのも忘れません。やっとお母さんを少しは安心させてあげられたんではないでしょうか?よかった。
そしてうちの父。挨拶の使命を受けて第一声が「どうも、アサミのお父さんでっす!」いきなりつかみで笑いをとる。みんなが受けるものだから調子に乗ってきたらしく、「アサミは俺がいろんな女と付き合った中で一番いい女、曜子との間にできた娘です。あなたの子供が産みたいと言ってきた女はたくさんいたけど、俺が生んでもらいたいと思ったのは、この素晴らしい曜子という女だけです!!その素晴らしい女が生んだんだからアサミも素晴らしいに決まっているわけで…」などなど、のろけ話なのか娘を送り出す話しなのか分からない話で、会場は大盛りあがり。「俺たちは時代の先駆けというか、新婚旅行の時にはアサミがもう曜子のお腹にいて…新婚旅行は熊本から福岡、そして山口を通って島根まで…思えばその時にokayanと麻美は会っていたのかもしれない、これも何かの縁なのかと思う次第です」と上手くまとめてくれました。さらに話しが長引きそうなところへ司会者である妹シッポがマイクを奪いに割り込み「はい!ありがとうございました!!!」とやめさせようとすると「これがついでにできちゃった妹シホです!!」と応酬、妹と父がマイクを奪い合うという漫才で父の挨拶は幕を閉じました。
このあと、何人の人に「お父さんサイコーだね!!」と言われたことか…すいません、お調子者の父でして…。
今回、式ではなるべくたくさんの人に関わってもらい、たくさんの人に挨拶してもらいたいと思って、このような感じになりました。
やってよかった、としみじみ思いました。
挨拶してくれたみんなの温かい言葉、出席してくれた人たちの温かい気持ち、そういうものが会場の中に降り積もって、幸せなオーラに満ちていました。
すごい、結婚式。よかった。
…つづく(つづいちゃったよ!!)