ヨコハマメリー
[ 見た・聴いた・読んだ ]
タイトル曲「伊勢佐木町ブルース」を、渚ようこが歌っている。
もうそれだけで一見の価値ありなのだけど、もともとドキュメントというものが好きなので、ドキュメント映画であるこの「ヨコハマメリー」を見に行くことにした。同時上映も「嫌われ松子の一生」と、興味深かった。年間パスポート会員になっている飯田橋ギンレイホールで上映されたのだけれど、この同時上映の組み合わせは絶妙だった。
気高く生きる、ということは簡単なことではない。
私はそのように生きようとはしていないけれど、いつも生きたいように生きたいと思っている。何かのために自分のやりたいことをあきらめたり、自分を卑下したり、無気力になったり、自分の精神を甘やかしたりしたくはないと思っている。思うがままに生きたいのだ。それは傲慢だろうか?
もちろん、いつも思うがままに生きられるわけではないだろう。人を傷つけたくはないのに傷つけてしまったり、傷つきたくないのに茨の道に踏みいらざるを得なくなることだってある。人の心や自分の能力や世間はままならない。でも私はあきらめられない。自分の心のままに生きるということを。
それはそれとして、傍若無人に振る舞うということではなく、何もかもをかなぐり捨ててでも、本当に自分が大切にしている何かのために生きる。それは気高く生きるということではないだろうか。その大切な「何か」は、きっと恋人や子供やプライドであったりする。
歌が心に響いた。
歌うって、こういうことだと思った。

