リストランテ・ヒロで忘年会(第一弾)
先週の定休日、うちのお店のスタッフみんなで、リストランテ・ヒロに行ってきました。
夏の花火大会とお食事会が「暑気払い&おつかれさま会」であるなら、こちらは「一年がんばったね&忘年会」。
決して給料も時給も高いとは言えない(むしろ安い)うちのお店ですが、ケチなわけではありません(断じて)!
儲かれば儲かった分給料は払いたいと思うし、みんなで「がんばったー!」と日頃の苦労を明確な報酬をもって分かち合いたい。
お金でねぎらうのも、もちろん大切なことですが、半年にいっぺんぐらいは、自分だけではきっとあまり足を踏み入れることがないようなお店で「本当においしい!」というものを、みんなで味わいながらほっとする、というのが、お店のチームワークのためにも、個人的な人生経験としても、とても重要なことだと思うのです。
私が勤めていた会社では、最初の会社も、二番目に勤めた会社でも、なぜか社長は折あるごとに、ちょっといい、美味しいお店に連れて行ってくれました。身分不相応とも思えたお店にも。社長の相手をするのが面倒な部分もありましたが、今考えればあのときの経験が、私に少しずつ知識やマナーやセンスを蓄積させてくれたように思います。
だから経営者となった今、スタッフと自分にまぎれもない「ごほうび」を与えることがとても大切だと思うのです。
で、今回はリストランテ・ヒロ。会社員だった頃に接待で初めて行きました。接待では高級店にも色々行きましたが、そういう様々なお店の中で、このお店が一番気に入りました。
とにかく「何もかもおいしい!」。サービス、ホスピタリティのよさ、ソムリエの表現力にも感動しました。相方の誕生日や妹の婚約祝いなどにも利用したこのお店。今回は残念ながら本店が定休日ということもあり、丸ビル店に行きました。
コースは通常のコースとその日ごと(?)の特別コースの2種類。
私たちは通常のコースをとりました。とはいっても、前菜2種類とパスタ、メイン、デザートとそれぞれ多くの種類の中から好きなものを選んでいけるので、かなり自由度の高いコースメニューです。
私の選んだのは以下の通りでした。
鮪と五百万石のサラダ仕立て
「五百万石」というところに惹かれてオーダー。五百万石は日本酒を醸すのに使われるお米で、普通は食用されません。それを使っているというところが、利き酒師であるワタクシのツボに。酒用のお米は芯が大きいので穀物的な味わいで、野菜のような感触で食べられて、まさにサラダ仕立て。お米と一緒に枝豆やインゲンの固めに茹でたもの、あと麦かな?の上にサッとあぶった鮪がのっています。おいしい。このアイデアは何か使えそうな・・(料理人魂)。
フォアグラのソテー・ドライカレー添え
ドライカレーといっても五穀米?パリパリとした食感で重くない、前菜仕立てになっています。カレー粉は結構たっぷり振ってありスパイシー。フォアグラはカレー風味にもよくあうんだなあ。
白子と九条葱のパスタ
白子、葱、私のツボです(ツボ多すぎ)。白子は固まりではなく、ソースになってカルボナーラ風にパスタに絡めてある。九条葱たっぷりで、この九条葱が葱辛く、胡椒も効いていて意外と辛味が強いパスタ。白子のまったり味に葱と胡椒の辛味でポイントをもってきたのかも。
蝦夷鹿のロースト赤ワインソース
鹿は屋久島に行った時に「たたき」で食べて美味しかったので、オーダー。とてもさっぱりしていて、赤ワインをぎゅっと煮詰めたソースとよくあう。付け合わせのじゃがいもがまた美味しい。
プリン・ア・ラ・モード
とにかくプリンには弱い(だから弱いもの多いって)。卵の味がぎゅっと詰まった感じの、意外と素朴な焼きプリンに近い味で濃厚で美味しい。
チョコレートケーキと木の葉のミルフィーユ仕立て
チョコレートケーキとプリンと迷ったすえ選びきれないほどチョコレートにも弱い(またか)ので、デザートは2皿目をオーダー。ちゃんとみんなに分けましたって!!ミルフィーユというと食べにくいイメージがあるけど、こういう風だと大丈夫。こっくりしたチョコの味も格別。
このほか白ワイン1本と赤ワイン2本をオーダー。食前酒としてでた北イタリア産のスパークリングワインも含め、あー、おいしかった!
来年の夏はどこに行きましょうかね。

