2004年11月29日

チルソクの夏。

[ 見た・聴いた・読んだ ]

chirusoku一途である、というのは、
なぜかそれだけで見ているモノの心を
揺さぶるところがありますね。
「チルソク」とは、韓国語で「七夕」の意味。
織姫と彦星のように、年に一度しか会えない二人の、
一途な恋の物語。
最近、こういう分かりやすい一途な物語に、
単純にやられてしまいます。
泣いてしまいました。

世間では韓流とやらが吹き荒れているらしいのですが、冬のソナタをろくに見ていない私にはどこ吹く風。
この映画も日本映画、山口県下関市が舞台の青春&恋愛映画ですが、恋する相手が韓国の男の子である、というところで私も少しだけ韓流?(違うような・・)にのってみたり。

年に一度の国際交流陸上大会で芽生えた恋、そしてその年に一度の大会で会えることを心の支えに、一途に思い続ける恋。
これだけだったら単純な恋愛映画のような気がするのですが、舞台は1977年。日本と韓国の間に複雑な感情が色濃く残る時代、特に大人達の偏見や歴史からくる憎しみが、二人の恋の前に立ちふさがります。
そして二人の恋を応援する仲間の存在、心配しぶつかり合いながらお互いを想い合う家族、そして陸上競技に主人公達が一途に取り組む姿。
恋に友情に家族にスポーツ。
王道ですが、人が一生懸命に、一途に何かに取り組む姿というのは、それだけで厳かで感動を呼ぶものだと思いました。
山口・下関と韓国・釜山のロミオとジュリエット。